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2025年8月

雑感 その38

・「DIE WITH ZERO」が50万部のベストセラーか…分かる気がする
・ 地方銀行や無名の大学は経営統合しないと生き残れない時代だなあ
・ 日本経済の低迷は氷河期世代を10年以上放置した結果ではないのか
・ インバウンドの功罪の中でも民泊特区のトラブルは「罪」の象徴
・ 日本のマナーの「暗黙知」を外国人に理解させるのは難しいだろう
・ 日本人並みにすぐに謝る民族はイヌイットやニューギニアのモニ族くらい
・ 「謝らない人」は自尊心が低く、脆い自己感を抱いているらしい
・ 移動が多いと移動中に何をやるかで人生が大きく変わるに違いない
・ 自分は知らず知らずの間に多地域居住を実践しているのかもしれない
・ 久しぶりに東京の朝の満員電車に乗った…あんなのほぼ自殺行為だ
・ クラブ活動すると決めた夜は徹底して飲んで楽しむようになった
・ メリハリってホント大事
・ 早起きを決意しても「やる人は100人に10人、続けるのは10人に1人」とか
・ 仕事がデキる人はやはり行動が早い…特にメール等のレスポンスで顕著
・ 「◯月◯日空いてる?」…デキる後輩はシンプルにイエスかノーで即答する
・ 「◯月◯日空いてる?」…したたかな者はメリットがある案件のみイエスと答える 
・ 自分のメンターがリスペクトしている人を研究すると納得することが多い
・ 同類の人達に会っても変化はない…パワフルで刺激的な人を見つけるべし
・ プライドが邪魔をし始める前に興味がある人に会って素直に教えを請うべし
・ 新RYOTAカードを貰った…デザインが凝っている上に、実に扱いやすい
・ 福岡のホテルで天平と共演…トップジャグラーの凄みと矜持を感じた
・ 強烈な問題意識は強烈な緊張を伴う「プロの仕事」からしか生まれない
・ 趣味でやっているうちは心震わせる高揚感も緊張感もない
・ 趣味のままでやったら法に触れる仕事は結構多い…マジックは例外
・ 生活を賭けていない趣味の演技には「凄み」や「迫力」が欠落している
・ 趣味が高じて仕事にしてしまったからには、一生趣味には戻れない
・ 仕事がもたらすものは「やりがい」、趣味がもたらすものは「生きがい」
・ 一度でいいからPRIDEのテーマ曲でバードアクトを演じてみたかった
・ PRIDEの選手コールをしたレニーハートに名前を呼ばれた時は鳥肌が立った
・ 友人の葬儀で彼が好きだったタイガー&ドラゴンが流れた時はグッと来た

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やりがい搾取

「やりがい搾取」という言葉は元々、社会学者の本田由紀が著書「軋む社会 教育・
仕事・若者の現在」(河出書房新社)の中で使ったものです。

その意味はやりがいを搾取するということではなく、雇う側が仕事に対する
「やりがい」を巧みに報酬として置き換え、労働者を安い賃金で働かせることです。
あるいは「やりがい」を意識させることで過剰労働を強いることを指します。

これは不幸な働き方の元凶と言っても過言ではないのですが、あらゆる職種で
蔓延しています。(もちろんマジック界でも)

マジックを含めたあらゆる仕事に当てはまることですが、楽しそうに働く人と
苦しそうに働く人の違いは「自律性」です…つまり自分の意思で率先してやっている
のか、やらされているのかの違いです。
自律的に働く人はハイパフォーマーに多く、己の強みを存分に発揮して成果を
出すので、周囲から評価と承認を得て、自由裁量の余地がさらに大きくなって
いくのです。

よくありがちな「お金のために働いているのではない」とか「お金でやりがいは買え
ない」等の、パフォーマンスが悪くて低収入の人が言い訳がましく己を慰める
言葉が、労働至上主義をさらに助長しているのは間違いないでしょう。
(高収入の人の言葉であれば、そこには説得力が浮かび上がります)
いつしか、仕事はお金を稼ぐ手段からアイデンティティそのものとなり、人生の
意味や目的、そして「自己実現」をもたらすものになっていったのでしょう。

例えば、ブラックなマジックバーでは、披露する場に飢えている目立ちたがりの
若手マジシャンを利用して「仕事の報酬は仕事」という無限ループを構築している
場合もあります。
社会経験が希薄で世間知らずのマジシャンに限って、「これこそが自己実現」という
陳腐な思想に染まって、特に違和感なく受け入れてしまいがちなのです。

コンベンションに代表されるマジックイベントでは、承認欲求でウズウズしている
若手に「大したギャラは出ないんだけど、名誉なことなのだからゲストで出なさいよ」
などと言葉巧みに声を掛けて、タダ同然で出演させるいう典型的な「やりがい搾取」
が散見されます。

「好きなことをやれているのだからこれでいいのだ」と、どこか達観しながら
ダラダラと過ごすのではなく、その仕事を引き受ける意味、その現場に立つことの
意義を把握し、己の強みをブラッシュアップして、「あなたにいてもらわなければ困る」
と言わしめればこっちのものなのです。
「その現場に欠かせず、影響力の強い人」ほどやりがいを搾取されることは少なく、
幸福度がアップするのは紛れもない事実です。

一朝一夕には成し得ませんが、「余人を以って代えがたいマジシャン」が理想ですよね。

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雑感 その37

・ 羽田空港でダイヤモンドユカイに間違われた…う~ん、微妙
・ 昔オールバックの頃は「大友康平!」と野次が飛んだことがある 
・ いやはや、この猛暑で熱中症になりかけた…躊躇なく日傘を使おう
・ 高校野球夏季大会は、甲子園に拘らずにドーム球場でやるべきでは
・ 冷蔵庫の製氷スピードが落ちた気がする…暫く様子を見て買い替えか
・ ディーラーによると、猛暑のせいでバッテリーの寿命が短くなるのだとか
・ 9月はDBXの12ヶ月法定点検…バッテリー交換になるのかな
・ 車検から戻ったシグネット…新品のタイヤから全てがピッカピカで大満足
・ ホントに知人の訃報が届くのことが増えたなあ
・ エンディングノートは早めに書き始めた方がいいと思う
・ 「もし生まれ変わったら…」なんて言わずにさっさと現世でやればいい
・ やるべき事に優先順位など必要無い…とっととやればいい
・ 腰が重い人は「構想」を語ることだけが上手くなって「実現」することはない
・ 成功者は凡人が眠っている間に一日をスタートさせている
・ 成功者は何をすれば自分が幸せになれるかをきっと自覚しているはず
・ 自分を「過去の買い値」ではなく「現在の時価」で評価するのが真の姿
・ 歯科医院の廃業が激増とか…コンビニの数より多いのだから、さもありなん
・ 資格不要のマジック業界もブルーオーシャンだったのは遠い昔
・ 今でもたまに「どこのお店に出てるんですか?」と訊かれることがある
・ 世間の人は「レギュラー出演の場がないと食えるはずがない」と思いがち
・ マジック人生でそもそも知り合う必要が無かった人…いるいる
・ 与えた挙句にそういう終わり方ねって人…いるいる
・ バレたら人間関係壊れるのにパクる欲望に負ける人…いるいる
・ パクりまくって報われる人…いていいはずがない
・ 師匠ホッピングをを繰り返して報われる人…いていいはずがない
・ 借りは返した方がいい…本人はもちろん相手もきっと忘れてはいない
・ 面倒見の良さが裏目に出ることもある…過ぎたるは及ばざるが如し
・ 単なる打ち合わせだけで福岡⇄東京を日帰りした後の脱力感たるや…
・ ATAケースを閉じた後に仕舞い忘れた道具を見つけた時の脱力感たるや…
・ 洗濯の最中に入れ忘れた靴下の片方を見つけた時の大脱力感たるや…

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高級という概念

巷に溢れる「高級」という言葉…普段何気に見たり聞いたり使ったりしながらも、
あらゆるものにトッピングすれば、瞬時にワンランク上のものに変わる魔法の
ふりかけのようです。(某コンビニの「金のシリーズ」もその一つでしょう)

例えば、高級ホテル、高級レストラン、高級車、高級腕時計、高級マッサージ機…
イコール高品質とは限らなくても、その冠が付くだけで所有したりサービスを
受けると、少なからず充実感や優越感を味わえます。

特に私のような俗物はこの冠にめっぽう弱くて、ことある度に高級な何かが欲
しくなったりクラブに飲みに行きたくなるのですが(これはほぼ帰巣本能です)、
その理由や根拠はそれら商品の質なのか、希少性なのか、ステータスにあるのか…
ずっと謎なのですが、いずれにしてもその冠には警戒心をかき消す魔力がある
と思います。

価値観の違う人からはバカバカしい消費行動にしか見えなくても、それで仕事
に向き合うモチベーションがアップして経済を回していることは事実であるし、
世の中にはこれだけ高級と称するものが溢れて支持されている現状を鑑みれば、
それに否定的な人の方がマイノリティで単なるルサンチマンとしか思えません。
(某高級ブティックは平日から入場制限がかかるほどの行列ができています)

ただし、何でもかんでも高級をつければいいってものではないことは論を俟ち
ません。
高級だから高額とは限らないし、高額だから高級とも言えないわけで、とんで
もなく高額な請求をしてくるボッタクリバーを高級店とは言わないでしょう。
また高級だから高品質ということでもないでしょう。

ギャラの高いマジシャンを「高級マジシャン」とは呼ぶことはありません。
マジシャンとしての私自身は「高級」どころか「カッコいい」とか「凄い」とか「巧い」
等の冠には興味はなく、願わくば「上質なマジシャン」や「センス良きマジシャン」
に見えればいいなあと常々思ってはいるのですが、こればっかりは自ら冠を
付ける事象ではなく他人が評価することですからね。

ただ、高級とは「人を錯覚させる巧みな演出」があるか否かという観点では、
マジックの演出との共通点が見出せるわけで、これ即ちスキミング戦略を主軸
とするマジシャンにとってのブランディング構築に直結するのですから、軽視
できない概念だと思います。

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