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2025年6月

雑感 その33

・ 中東情勢の不安定化でさらに金(ゴールド)が爆上がりするのだろう
・ オーデマピゲの直営店が福岡にオープン…今後のメンテナンスは安心
・ 時計マニアなら世界3大雲上ブランドの時計は一本は所有したくなる
・ 某アパレルブランドのシークレットセールの案内…あるニットを迷い中
・ エアコンの室温パトロール機能…室温上昇で冷房が作動するので超便利
・ ウォーキングマシンで歩きながら録画番組を倍速視聴…最高のタイパ
・ ダラダラ過ごした結果、バタバタしてましたと言い訳するんだよなあ
・ なぜか時間が余ると生産性を落としてまで暇を埋めようとしてしまう
・ 時間割通りに週40時間働くと無計画な60時間以上の生産性があるとか
・ FIRE生活で必須なのは「日常的に頭を使い適度に体に負荷をかける」こと
・ FIRE生活者によると避けなければならないのは「昼間からの飲酒」だとか

・ 世界一短いという日本人の平均睡眠時間は7時間22分…長くね?
・ 中年以降のフリーランスは将来不安で眠れなくなることが多い
・ 心配事を解決していけば入眠までの時間はグッと短く睡眠は深くなる
・ 中年以降に住宅ローンを組んで破綻する人は想像力が欠如している
・ 重責を担うことになる依頼…頼られるうちが華だから受けることにする
・ 眼瞼下垂の手術でガッツリ腫れたのに顔認証しちゃうスマホの不思議
・ NETFLIXで観た「THE MIST」…期待したが映画の足元にも及ばない
・ 途中でつまらないと感じても最後まで観てしまう…サンクコストの誤謬
・ 愛車でサクッと行けるクロースアップマジックの仕事は収益効率が高い
・ クラウドファンディング…若手もベテランも安易に頼り過ぎじゃね?
・ 国民性とは言いたくはないが戦狼外交をするマジシャンているんだな
・ コミュ障のマジシャンがマインドリーディングが得意と謳う大矛盾
・ 手順を失念したカードマジック…忘れても構わない程度のものと諦観
・ 久しぶりに観ようとしたマジックのDVDが読み込めない…これも諦観
・ 全部は無理だから自身にとっての貴重映像だけでもダビングしとこう
・ DVD、電化製品、そして自分…何もかも経年劣化するのだなあ
・ 加齢と共に失くしたものは…体力、気力、記憶力
・ 同窓会の案内が届いたが、もうパスしようかな…同窓会は卒業
・ そろそろ夜のクラブ活動も卒業したいけど…ずっと留年中

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インポスター症候群

せっかくの成功を自らの実力とは思えず、「私なんて…」と自分を過小評価する
ことを「インポスター(詐欺師)症候群」と定義されています。
「詐欺師」とはまたイメージが悪いですが、客観的に高い評価を得ても自分の
能力や達成したことを肯定的に捉えられず、周囲を騙している詐欺師のような
心理状態を陥ることからそう表現されているのです。

その思考の特徴は以下のようなもの…
・ 褒められても素直に喜べない
・ 自分を大したことない人間だと思う
・ コミュニケーションに自信がない
・ 何か任されると「他の人の方が相応しいのに」と思う

これらの背景には、謙虚さや奥ゆかしさを美徳とする道徳観、固定的な性的
役割分担意識、周囲の同調圧力、周囲からの嫉妬や妬みへの恐怖、ロール
モデルの不在等があると考えられています。

また、同症候群は男性より女性に多く、キャリア形成を阻害する要因とされて
います。

米ハーバード・ビジネススクールの調査によれば、求人の場で女性は男性と
同等の能力や資格を持っていても、応募率が男性に比べて著しく低いとされ
ていますが、日本においても女性管理職の比率は長年10%程度に留まって
いるし、管理職になりたがらないのは女性の意欲の問題と考える企業もあり
ますからね。
しかし近年、インポスター症候群は20~40歳代前半の若手、あるいは中堅
男性の問題としても捉えられるようになっているようです。

世間では徐々に注目されつつあるとされる同症候群ですが、今回当コラムで
この話題を取り上げたのは、日常の私の周囲にはほとんど当てはまる人がい
ないからです。(皆さんの周囲ではどうでしょう?)
逆にマジック界では自信過剰…いや、自信に満ち溢れている人の方が多いく
らいです。(良い意味でも悪い意味でも)

様々な職種の人と付き合う機会は多いのですが、特にマジシャンの場合、自己
肯定感に溢れ、自己評価が異常に高い人が多い印象です。
実際に、経歴を盛りに盛ったり、受賞歴の詐称をしたり、パクリをオリジナル
と主張してまで承認欲求を満たそうとするマジシャンが散見されるのは紛れも
ない事実。(資格不要の職業だからなのか、私の知る限り、そこまでやる人種は
残念ながらマジシャンだけです)

いずれにしても、自己評価が低すぎるのも高すぎるのも問題なので、他山の
石として自身を俯瞰して自戒することが肝要かと。

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雑感 その32

・ いよいよ梅雨入りか…洗車のタイミングが難しくなるなあ
・ 洗車の効用…愛車がピカピカ、適度な運動、そして何よりも達成感
・ 日々の運動はスクワット、ウォーキング、そして洗車
・ 日々忙しく過ごすに限る…暇だとロクでもないことが頭をよぎる
・ ストレスフリーの生活が続くと、それ自体がストレスになることもある
・ 無病息災よりも一病息災くらいの方が反省して自身の健康に留意する
・ 豪華なマッサージチェアが欲しいけど、部屋が狭くなるから留保
・ 他人の目を気にした「欲しいモノ」よりも「必要なモノ」の方が大切
・ トランプ大統領とイーロン・マスクの決裂…世界一簡単な予言
・ AIは便利だが、人間の記憶力や判断力を間違いなく蝕む気がする
・ 心配事の1割は必ず起こると云われる…危機管理を怠ってはならない
・ 消費税は社会保障の財源確保のために維持すべきだろうに
・ 公約に減税を掲げなかった自民党は責任政党としての矜持を示したな
・ 金の高騰でプラチナチケットよりゴールドチケットと言う方が相応しい
・ 投資をギャンブルだと誤解している人に意見したり勧めてはならない
・ 仕事であってもマジックにさほど興味がない人に見せ過ぎてはならない
・ 時計に興味がない人に素晴らしさを説くことは、それこそ時間の無駄
・ 「正しさ」は人の数ほどあるから、正しさについて議論しない方がいい
・ クラウドファンディング=河原乞食マジシャンのイメージが定着しそう
・ マジックって他人の金をかき集めてまでやることなのか?…夢がない
・ 「どうしたらギャラが上がるのですか?」と訊く人はまず上がらない
・ 賃金や物価が上がる中で安売り競争をしているマジシャンているなあ
・ マジシャンであることがギャンブルなのに嵌るマジシャンているなあ
・ あちこちで習って何者にもなれずに迷走するマジシャンているなあ
・ クルーズ船市場の追い風で淡い期待をしているマジシャンているなあ
・ イタコの如く他人が憑依して本来の姿が不明のマジシャンているなあ
・ 情報を詰め込み過ぎて安っぽさだけが漂う名刺のマジシャンているなあ
・ 名刺は情報が少ない方がイメージが明確になって印象に残る
・ 名刺であれパンフレットであれ、無料で手渡すものほど金をかけるべき
・ 名刺に関しては昔から凝り性…参照:2023年7月のコラム…名刺1&2

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文化か 虐待か

5月27日に放送されたNHKクローズアップ現代…テーマは、動物を扱う伝統
行事が全国で刑事告発されているという内容でした。
告発しているのは、動物や自然環境保護を訴えている団体です。
団体によると「命の尊厳に関わる問題で、動物虐待でしかない」とのこと。

告発されているのは北海道の「ばんえい競馬」、青森や岩手の「馬力大会」、宮城の
「ばん馬大会」、三重の「上げ馬神事」、熊本の「神幸行列」、沖縄の「アヒル取り競争」
など。
岩手県遠野の「馬力大会」は馬に大量の錘を引かせ、手綱捌きや馬の力を競わせる
というものですが、馬を殴打するなどの虐待行為が動物愛護法に違反の疑いが
あるとして、市長を始め、大会関係者10人以上が刑事告発されて、今年は中止
に追い込まれています。
ちなみに中央競馬(JRA)の取り組みとしては、ムチの連続使用は5回までとして、
獣医師を複数人配置しているとか。

この潮流は日本だけに留まらず、世界でも様々な行事や祭りが論争になっています。
アメリカの「ロデオ」、メキシコやスペインの「闘牛」、トルコの「ラクダ相撲」、インドの
「牛追いまつり」、ネパールの「ガディマイ祭り(生贄)」、イギリスの「障害物競馬」など。
今年3月メキシコシティーでは「暴力のない闘牛」の実現に向けての条例が可決され
ました。
これは牛を傷つけないことはもちろん、闘牛士の安全のために角を保護して、格闘
時間も15
分以内とすること。
500年の伝統があるとは言え、大観衆の眼前で牛をジワジワと傷つけながら殺傷
するのは残酷過ぎますからね。
元々メキシコ国民の72%が闘牛自体に反対をしているものの、貴重な観光資源と
して闘牛で食べている人も多く、すぐに廃止することも難しいようです。
廃止ではなく改革するしかないのでしょう。
妥協とは負けではなく前進することでもありますからね。

まあ「文化」という大義名分がある歴史的伝統行事であればこそ、その存続の是非
について談論風発がなされるのであって、近代の「エンタメ」としてショーで動物を
使うことは益々肩身が狭くなるであろうことは想像に難くありません。
マジックショーで使う鳩は?、イルカやアシカのショーは?、多くの動物が登場
するサーカスは?、猿回しは?…
エンタメに登場する動物はあくまでも「パートナー」であって、ショーは「虐待」ではなく
「調教」による信頼関係で成立しているのですが、そのようには見てくれない世の中
になりつつあるのでしょう。(調教することを虐待と定義すれば身も蓋もありません)

過去何度も当コラムに書きましたが、私がバードマジックをフェードアウトして
きたのは自身や鳥達の老化だけではなく、それを取り巻く社会の視線を鑑みれば、
必然だったのでしょうね。

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