機械式時計の反転攻勢
近年、「若者の〇〇離れ」が言われて久しいわけですが、例えば若者のテレビ
離れやクルマ離れがその代表格と言えるでしょう。
ネットの普及でテレビの視聴時間が減り、交通網が発達している都会の若者
ほどクルマを必要としませんよね。
クルマ離れと同時に免許を取得しない若者も増えているようです。
そもそも都会で若者がクルマを維持することは、経済的にも厳しいでしょうしね。
さて、テレビやクルマと並んで若者の腕時計離れも顕著だと言われています。
若者はスマホの普及によって腕時計を着けなくなっているわけですが、着ける
としてもアップルなどのスマートウォッチが中心です。
ところが、2024年にブランド創設から100年を迎えたシチズン時計が若者を
開拓したことで、創業以来、最も売れた機械式腕時計が誕生しました…それは
「TSUYOSA」(ツヨサ)コレクション。
2021年の発売から3年間の累計発売数は、過去10年間でも最も売れた腕時計
の4倍に達しました。
シンプルなデザインで多数の文字盤を揃えているし、価格も機械式では手頃な
5万円弱に設定したことで欧州から人気に火が付いたようです。
20~30代が主な購買層で、ブランド名も当初はなかったものの、SNSで若者が
付けた愛称(TSUYOSA)をシチズンが正式名称に採用したとのこと。
国内の時計生産額はピークの1985年から7分の1にまで減った現在、時計を売る
なら中高年や富裕層という定石の逆を行く戦略が功を奏したのでしょう。
参考記事は…コチラ
入門編とはいえ、若いうちからアナログな機械式時計に親しめば、将来は本格的
な機械式時計を愛用するようになる可能性は高いし、機械式時計の文化は継承
されていくに違いありません。
ただし「腕時計の沼」は一度嵌ると地獄を見るので要注意です。
(経験者の老婆心です)
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