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再配達

近年の私は様々な負担を減らしてストレスフリーを心がけているので、ショー
で使う機材や道具の多くは前もって宅配便で送って、当日は最小限の荷物で
動けるようにしています。(東京での出演に向けて本日も5個口で発送済み)

今や私達の生活には欠かせない宅配便…買い物もネットでポチッとするだけで
指定した日時に届くことが当たり前の日常になっていますが、今年の4月から
は事情が変わったようですね。

2024年問題として様々な業種の時間外労働の規制が強化される中、特に物流
を担うトラックドライバーのニュースが目立ちます。
人手不足が顕著な配達員の労働環境改善を目的とした規制ですが、特に配達員
の負担となっている再配達の低減を促すために、厚生労働省が受け取る側への
呼びかけをしています。
全貨物のうちの4個に1個が再配達になっているというニュースもありましたから、
受け取る側が日時指定をしておきながら不在であれば、配達員が疲弊するのも
無理からぬことでしょう。

しかしですよ、配達する側にも一工夫する余地があるのではないでしょうかね。
通販で宅配をよく利用する人なら経験したことがあると思いますが、在宅して
いるのに一足違いでドアホンの応答に間に合わず、再配達扱いになってしまう
という事象。
配送業者によると、チャイムを2度押して応答が無ければ持ち帰りを原則として
いるようです。
しかし常にドアホンの近くにいるわけではなく、離れた部屋で掃除機をかけて
いて聞こえなかったり手を離せない作業中のこともあるわけですから、3度押し
とかの猶予を考えてもらいたいものです。
受け取る側の再配達依頼の手間も相当な負担になっていますからね。
しかしまあ、なんでトイレに入っている時に限って届くのでしょうねえ。
かといって全て置き配にするのも中身によっては不安ですしねえ。

あと中身は小さな物でも大きなダンボールで届くことがありますが、郵便受け
サイズの梱包にして入れといてくれればいいのにと思うこともしばしば。
立て続けに荷物が届いた週などはダンボールや緩衝材を廃棄するためのゴミ袋
が1〜2個増えますからね。
受け取りの手間ばかりでなく、梱包のダウンサイジングは省資源、省コスト、
省労働力の面からも推進するべきでしょうね。

話は変わって、再配達に関してこんなエピソードがあります…

ある家庭で飼われているオウムが奥さんの声マネが得意で、家人の留守中に
荷物が届いてチャイムが鳴ると、奥さんにそっくりの声で「は〜い!」と応答
するのですが、当然のことながらチャイムを鳴らす度に返事は聞こえても
奥さんが受け取りに出て来るはずもなく…配達員は首を傾げながら不在連絡
票を置いて荷物を持ち帰りました。
その直後に奥さんが帰宅して再配達を依頼したところ、配達員に「ずっと在宅中
だったのになぜ出てきてくれなかったんですか!」とキレ気味に言われたとか…
う〜ん、誰も悪くない。

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