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言霊ブーメラン

前回は典型的なネガティブなブーメランの例について書きましたが、今回は
自身も実践してきたポジティブなブーメランについて…それは言霊ブーメラン
とも呼ぶべきもの。

前向きな言葉を口にすることで、物事が上手く進んで願いが成就するという
例は枚挙に暇がありません。
ただ、日本人特有の奥ゆかしい国民性と金融リテラシーを教えることがない
日本の教育システムの弊害なのか、「金銭欲や自己顕示欲があることを口に
するのは良くないことだ」と感じる人が多いのは否めませんね。
残念なことに日本では、「お金を稼ぎたい」などと欲望を口にすること自体が
「品がない」と思われてきたし、最近はむしろミニマリストのような禁欲的な
生活がもてはやされることもあります。

しかし、よく考えてみてください…物事に挑戦し続けられる原動力は純粋な
「欲望」であることがほとんどではありませんか?

正直に吐露すれば、私は生々しい欲望を口に出して(時には脳内で音声に変換
して)自身に言い聞かせてきました。
また退路を断つ意味で第三者に向かって宣言することもありました。(禁煙や
ダイエットにはこれが有効ですね)
「アマチュアのうちにコンテストで優勝したい」、「プロになって理想のアクト
を完成させたい」、「大型鳥を沢山飼いたい」、「いつかはあのイリュージョン
を演じたい」、「家を建てたい」、「一流ホテルでディナーショーをやりたい」、
「あの番組に出演したい」、「欲しかった腕時計を着けたい」、「憧れたクルマ
に乗りたい」…欲を出せばきりがありませんし、世の大成功者と比較したら
俗物でちっぽけな欲望かもしれませんが、40年という歳月はかかったものの、
言霊ブーメランのおかげなのか、これらは不思議と成就しています。

「若いうちは経験にお金を使う」という考え方と「老後に備えてお金を貯める」
という考え方は相反していますが、貴重な経験をするチャンスを捨ててまで、
必ず来るとは限らない老後(早死にするかもしれません)への備えを最優先する
べきではないと思います。
マジシャンでも早くスタートしないと悔いが残ることは多くありますね。
やっとイリュージョンを揃える余裕ができた時には、パフォーマンスや運搬の
体力が落ちていることだって有り得ます。

人生のゴールデンタイムは短いのだし、やりたいことや入手したい嗜好品が
あるならば、ちょっと背伸びをしてみるべきだと思います。
プロフィールや人生のストーリーが薄い人は、学びや経験をあまりしてこな
かった証左です。
人生の晩年を彩ってくれるものは、お金や地位や名誉ではなく、それまでの
人生経験と思い出なのです。(修羅場すら思い出と感じられれば、良き人生
だったはず)

自分が口にした言葉を最初に耳にするのは自分自身です。
実現のための前向きな言葉は他の誰のためでもなく、自身に戻るポジティブ
なブーメランとなるように、意識して口にするべきではないでしょうか。
立ち上がる時に「よいしょ」ではなく「よし!」と発すれば、その後の動きは
全然違うはずです。

言葉には力があります。




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