セカンドカー 納車
セカンドカーが納車されました。(トヨタ ライズとの入れ替えです)
コンパクトでオシャレでほとんど見かけない…これらの条件を満たすクルマ
を新車・中古車を問わず探しました。
大阪のショールームまで見に行ったフータン グランドアルバイシンは素敵な
クルマでしたが、私にとっては乗降が困難で腰痛再発の恐れもあって断念せ
ざる得なかったことで、類似の車高の低いスポーツカーは除外しました。
候補として検討したのはメルセデス スマート、フィアット500、光岡ビュート、
アルファロメオジュリエッタ…いずれもコンパクトでオシャレではあるけれど、
たまに見かけるんですよねえ。(意識しているから見つけてしまうんですね)
そして運命的に出逢ったのが、これまで一度も現車を見たことがなかった
アストンマーティン シグネット…実は2011〜2013年の3年間に世界で僅か
143台しか生産されなかった激レア車なので、10年落ちにもかかわらず、その
希少性からプレミアが付いています。(車体は小さいけどオオクワガタ、いや
ヘラクレスオオカブトを見つけた気分です)
ちなみにシグネットとは「白鳥の雛」という意味だそうで、ドレス姿の素敵な
女性にも似合います…コチラ(香港のPVです)
今回納車されたのは2014年登録の最終モデルで、しっかりとした輸入車販売
会社が保有していた個体なので、コンディションに問題はないと信じたいとこ
ろですが、昨今の中古車業界のネガティブなニュースのせいで若干の懸念があ
りました。
そこでアストンマーティン福岡の担当Iさんに相談したところ、「もし購入される
のであれば、当社で整備、コーティング、保証まで付けて納車致しますよ」と
心強い返事を頂けたので即決しました。
というわけで、その販売会社からアストンマーティン福岡へ直接陸送されて、
2週間をかけて万全の整備が施された上での納車となりました。
やはり正規ディーラーが間に入ると安心感が違いますね。
さて、愛車となったシグネットですが、小さいくせにその顔は紛ごうことなき
「アストン顔」です。
クォンタムシルバーのボディにグリル周囲とボンネットダクトとミラーカバー
にレッドラッピングが施されて、可愛くもヤンチャなオーラを漂わせています。
インテリアはチャンセラーレッドのレザーに覆われ、「ベイビーアストン」と揶揄
できないほどの手間をかけた結果、全長3mのサイズの中へ見事にアストンの
世界観を落とし込んでいます。
それもそのはず、内装に使用されているレザーはDB9とほぼ同量なのだとか。
肝心の乗り味ですが、シティコミューターとして取り回しの良さは抜群なので
街乗りにはピッタリです。(ゴージャスなチョロQですな)
DBXでは躊躇する狭い駐車場でも余裕で停められるため、お気に入りの鰻屋や
ラーメン店等にも出かける機会が増えそうだし、あえてシグネットでアストン
オーナーツーリングに参加したら、厳つい車列の中の可愛いアクセントとして
目立つこと間違いなしでしょうね。(置いてきぼりにされそうですが)
ところでアストンマーティンといえばボンドカーとしてお馴染みで、オーナー
にもジェームスボンドのファンが多いことから、ナンバープレートには007を
希望される方が少なくないらしいのですが、私は迷わず例の予言マジックに
使うことを想定して、DBXと同じく「あの4桁の数字」にしました。
珍車や名車は、工業製品としてよりも工芸品としての側面からも語られると
云われます。
特にシグネットのようなレア車を所有することは、ある意味ではそんなお宝
を一時期だけ自分が預かっているのだという気構えも必要だと思います。
これは貴重な腕時計やマジック道具にも当てはまることですね。
何はともあれ、想像すらしていなかった「アストン2台持ち」の夢が叶ったので、
使い分けをしながら充実したカーライフを楽しむつもりです。
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