5年ぶりの共演
久しぶりにステージで使う道具のチェックとメンテナンスを行いました。
近年の猛暑で屋外の倉庫に保管してある道具のコンディションが危惧され
ましたが、特に劣化していることもなく安堵しました。
最も危惧するのが、道具そのものよりも、その道具を保護するATAケース内
の緩衝材(スポンジやウレタン)の加水分解です。(古い靴の靴底やスニーカー
のラバー部分が崩壊するあの現象です)
緩衝材がボロボロになって道具にこびりつくと厄介なのです。
また屋外・屋内に関係なく、ラバー製のギミックの劣化は防ぎようがあり
ません。(一度も使っていないノームニールセン製のラバーボトルの表面が
ベタベタになっていたので、泣く泣く処分しました…高かったのになあ)
それと、最後に使ったのがいつだったか失念したちょっとした小ネタ…
いざ探すと、まあ見つからないこと。
あちこちのATAケースを開けてようやく見つけました。
道具のチェックの後はサイレントアクトはBGMに合わせての練習、トーク
マジックはセリフの確認を行いました。
何か大切なワードがあったはずだけどな…と疑問を感じたら、ビデオライ
ブラリーの中からそのマジックを演じまくっていた頃の映像を確認して、
完全に思い出すことができたので、やはり資料映像として撮っておくこと
は大事ですね。
ただ久しぶりに引っ張り出してきた道具やイリュージョンが、まあ重く
感じること。
頻繁に演じて運搬していた頃はなんともなかったのに…やはりコロナ禍の
ブランクで体力が減衰しているのでしょう。
さて、道具のチェックと練習を済ませての8月19日、福岡市内のホテルで
実に5年ぶりにふじいあきらと共演。
このパーティー自体も4年ぶりの開催でしたから、コロナ禍さえなければ
共演の機会はもっと早かったかもしれません。
毎年恒例のパーティーだったので、これまで私が単独でやったり、ゲスト
マジシャンと共演したり、弟子のRintaroとテーブルホッピングをしたり、
節目の年にはマリックさんにも出演していただきました。
5年ぶりの共演であっても、彼とは東京や福岡で頻繁に会ってコミュニ
ケーションは取れているし、何よりお互いにそれなりの経験値はあるし、
「昔取った杵柄」というのか、特にコラボのパートは楽しく演じることが
できました。
もし来年以降も声がかかるようであれば、共演してみたいパフォーマーを
積極的に招聘しようと思っております。(体力的に自分の負担を軽くしたい
という思惑もありますが…)
さて、撤収が終わったら中洲のクラブ活動へGO!(なぜかこちらの体力は
衰えませんな)
美女達に囲まれて、アメリカ帰りのふじいあきらのお土産話を酒の肴にし
ながら、夜は更けていきましたとさ…。
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