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2023年6月

最近の雑事

4月22日のエントリー「こだわりの小物」で紹介した池田工芸のスニーカー
届きました…実物は想像していたよりも迫力があってエグいです。
さっそく履いて出かけましたが、梅雨時は天気が急変するので気を遣います。

最近の買い物で当たりだったのが、サンスターペット用脱臭器…コンパクト
な壁掛け式で猫のトイレの上に設置したところ、確かに朝の空気が違います。
アンモニアは空気よりも軽くて立ち上ることに着目した点に説得力があるし、
音も静かでフィルター交換も不要なのが嬉しいですね。
臭いがキツい時や来客前にはMAXモードボタンを押すと10分間のパワー脱臭
の後に自動で通常モードに戻ります。
ペットのトイレ臭に悩んでいる方には超オススメです。
Amazonの欲しいものランキング第1位、楽天ストア第1位だそうです。

自宅玄関にはオオバタンという大型の白色オウムがいるのですが、この種類
は羽から脂粉という白い粉を分泌します。
健康の証なのですが、マメに掃除をしないと1日で辺り一面がうっすらと
粉っぽくなるほどです。
対策としてケージの真横に空気清浄機を設置していたのですが、すぐに故障
したりフィルターが詰まったりして何台買い替えたことか。
まさに清浄機キラー…脂粉恐るべし!
その後はレンタルの清浄機に変更したのですが、これも機能的にイマイチな
上に頻繁なフィルター交換には応じてもらえないので頭を抱えていたところ、
この数年のコロナ禍を機に高性能のモデルが続々と市場に出てきました。
そして選択したのが、世界最強レベルの空気清浄機を標榜するエアドッグ
いや最強です。
微細粒子を磁石のようにフィルターに吸着させて水洗いができるので、何度
でも繰り返し使えて経済的です。
現在10000か所以上の医療施設でも採用されていることも信頼感の裏打ちに
なっていますね。

福岡空港の3Fによく利用する「いっかく」という定食屋があるのですが、そこの
おばちゃんに顔を覚えられて、行く度に簡単な会話を交わすようになりました。
どの定食もボリュームがあるので、いつも「ご飯を少なめで」とお願いしています。
定食が運ばれてきた時の言葉に矛盾を感じて、最初はたまたま言い間違えた
のかなと思っていたら毎回なので、最近はそれを密かな楽しみにしています。
「お待たせしました。〇〇定食のご飯少なめです。お代わりは自由ですよー」
…なんで?
6月は飛行機に12回搭乗するので、全メニューを制覇する勢いです。

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投資と社会貢献

ここ数日、日経平均株価の33年ぶりの爆上がりには驚くばかりです。
株価を押し上げた要因の一つは、先日発表されたアメリカの消費者物価指数
です。
これまでより物価上昇幅が小さくなったことで、中央銀行にあたるFRBが
利上げを見送るのではないかとの見方が強まって、景気後退の懸念が和ら
いだことが買い注文につながったものと思われます。
2年前にも31年ぶりの爆上がりの局面があって、その時に気が大きくなった
私は、ここぞというタイミングで愛車を購入したのでした。

私には一日中PC画面に張り付いてデイトレーダーのように過ごす時間はあり
ませんので、アクティブファンドを扱う独立系投信会社5社に資産運用を任せ
ているのですが、今回の爆上がりを受けて各社の評価損益を確認したところ、
嬉しいことに期待以上の運用実績を達成していました。
定期的なポートフォリオの見直しとして、各ファンドを精査して実績が最も
低かったファンドを解約し、利益分は消費に回して元本は他に移し換える
ことにしました。
実績が低いとはいえ、他の4社のパフォーマンスが凄すぎて見劣りしている
だけなのですが…。

若い人なら無難にNISAやiDeCoでインデックスファンドを積み立てて、気長
に待つという「時間を味方にする」ことが可能ですが、私は老境に入ってから
老後資金の確保に奔走しているので、短期で収益を上げるために三振覚悟で
ホームランバッターをずらりと並べたわけですが、今のところその戦術が
功を奏しているようです。(ただし利益の20%は税金として徴収されます)

世の中には約6000種類のファンドがあって、それこそ玉石混淆でどれを選ぶ
べきなのか迷うところですが、私のファンドは全て「R&I ファンド大賞 2023」
に選出されています。
興味がある方は以下のリストを参考にしてはいかがでしょうか。
(あくまでも投資は自己責任です)
「R&I ファンド大賞 2023」の一覧は…コチラ

投資の類の話題になると、ギャンブルと区別がつかない金融リテラシーが
欠如した人に限って「楽して儲けている」だの「ずるいことをしている」だのと
偏見を持つ傾向があるようですが、投資は未来の自分を潤わせるのはもちろん
、投資された会社はその資金を設備投資や事業拡大に充てることができ、結果
的に社員の給与が上がって消費が拡大するなど、世の中の好循環を生み出す
れっきとした「社会貢献」なのです。
社会貢献を掲げて我欲の隠れ蓑に利用したり、投資に否定的な人が一攫千金
を狙ってギャンブルである宝くじを買う等、世の中には矛盾も多々あります。

2007年の自宅の大規模リフォームでオール電化にした際に、給湯設備をエコ
キュートにしたのですが、そろそろ買い替えることにしました。
実は4年前に故障してお湯が出なくなり、修理を終えるまでの三日間は冷水
シャワーで過ごしたことがあります。(真夏だったのでなんとかなりましたが、
真冬だったと思うと…)
その時に買い替えようとはしたものの、修理後は順調に稼働しているので、
そのうちにと思いながらも先延ばしにしていました。
一般的にエコキュートの寿命は約10年とされているので、16年も使えば十分
元は取れたでしょう。
今年の冬に故障するかもという嫌な予感が当たる前に買い替えへ…幸いな
ことに費用は今回解約したファンドの利益で賄えるので、手出しをせずに
済むし、買い替えで経済を回すという小さな社会貢献にもなっています。

9月に都内でイリュージョンショーのオファーがあったのですが、もう私が
わざわざ遠征して大掛かりなショーをするのも大変なので、代わりに後輩
マジシャンを紹介したところ決定になって安堵しています。
改めて俯瞰すると、コピーではなく本物の道具を駆使した上で、安心して
任せられるマジシャンは自ずと限られますね。
大切な仕事を誰にお願いするか…初めてのオファーはギャンブル的な要素も
ありますが、後輩に投資すると思えばこれも立派な社会貢献なのです。

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アストンマーティンDB12 登場

2023年はアストンマーティン110周年、DBモデル誕生75周年の節目の年。

この老舗メーカーは、第二次世界大戦後に同社を傘下に収めたディヴィット・
ブラウンがそのイニシャルを冠したDB1を登場させ、のちにDB5が映画
「007シリーズ」のボンドカーに採用されたことから世界的な人気を博する
ことになりました。

さて近年最も人気があったDB11(私もワンチャン乗りたいと思っていたので
DBXと迷いました)の後継として登場したDB12ですが、アストンマーティンが
「スーパーツアラー」と定義するほどのスペックを与えられました。

エンジンは4.0リッターV8ツインターボエンジン、0-100km/hm加速3.6秒、
最高速度325km/hを誇ります。
エクステリアはDB11よりも拡大されたグリルと鍛え抜かれたアスリートの
ような造形で、アグレッシブさを増しています。
インテリアではセンターコンソールのデザインが一新、インフォテインメント
システムも独自に設計・開発したマルチスクリーンモデルとなっています。
オーディオは壮大なリスニング体験を可能とする「Bowers&Wilkins」サラウンド
システムがオプションで用意されています。

世界の中でも日本市場を重視している証として、本国での発表と数時間の
タイムラグで5月25日に「アストンマーティン青山ハウス」で日本初公開され
ました。
DB12のベース価格は2990万円(オプション次第ですが、ボリュームゾーンは
3500万円程度では)、デリバリーは今年の第3四半期からとのこと。

ジャパンプレミアの模様は…コチラ

6月13日は福岡ショールームでローンチパーティー、その後15日まで展示予定
とのことです。

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四天王

四天王…元々は仏教用語で、帝釈天を中心に集まった四人の神々のことを
指し、ここから転じて四人の実力者のことを揃って、四天王と称する。

…とまあ、概要としてはそういうことなのですが、使い方としては昔の番組
ではものまね四天王がいたり、アニメやウルトラマンシリーズにおいても、
豹猫四天王や暗黒四天王などのように使われることで、その世界観に重みや
威厳をトッピングするのに重宝されているのだと思います。

私も好んで使うことがあります…まず「してんのう」という響きがいいですね。
数字も三でもなければ五でもない、あえての四…トップ4、ベスト4でもいい
のでしょうが、やはり四天王の文字構えと響きには重みがあります。

いちいち口に出したり表明するほどのことではないのですが、私は自分を
取り巻く森羅万象に対して密かに四天王を決める癖があります。
例えば腕時計コレクションの中での四天王、好きな服飾ブランドの四天王、
お気に入りの外食先の四天王…といった具合。(外食先は昨年一軒閉店した
ので、現在は三天王のままです)

ところで、プロマジシャンとしての人生を歩む中で最も重視すべき指標は
一般客の評価であり、それがあってこそ生活が成り立つわけですが…とは
言えマニアとしての功名心というのもあって、たとえお金にならなくても
世間での知名度が上がらなくても、同業者からの賞賛とリスペクトが欲し
くなるのがマジシャンとしての性なのです。
だからこそコンテストに多大なエネルギーを注ぐ時期もあるのでしょう。

しかし同業者の全てから好かれよう、賞賛されよう、リスペクトされよう
なんて土台無理な話です。(どんな世界でもアンチは存在します)
私はマジックに向き合う際のモチベーションを維持するために、頭の中で
勝手に決めた8人のマジシャンから認められればいいと思っています。
それは「先輩マジシャン四天王」と「後輩マジシャン四天王」の計8人。
つまり、「自分がリスペクトする4人の先輩から凄い後輩だと認められたい、
そして自分が凄いと思う4人の後輩から凄い先輩だとリスペクトされたい」
という理由で決めているのです。(あえて本人に告げることはありませんが)
この8人から認められさえすれば、マジシャン冥利に尽きるのであります。
逆を言えば、自分がどうでもいいと思っている人からは、たとえ否定され
ようが貶されようが構わないのです。

当然のことですが、先輩は増えないので4人はずっと固定されていますが、
後輩は増える一方なので時々入れ替わることもあるのです。(あくまでも
私の脳内でアップデートとシャフルされているだけです)

考えてみると、自分の実生活の中で最も頻繁に入れ替わる四天王は…
中洲のお気に入りのクラブ四天王ですかね。

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