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気になる腕時計

腕時計蒐集家の中には、本人はそれほど気に入ってなくても将来の値上がり
を期待しての投資目的で選ぶ人もいれば、リセール価格など気にせずに自分
のセンスの発露として選ぶ人に分かれると思いますが、私の場合は明らかに
後者です。

私にとっての腕時計の意味合いは、第一義としては「ファッションアイテム」
なので、その日の出かける場所と目的と装いに合わせる一本を選ぶ時が充実
した時間です。
あえて特定のブランドに決めているわけではありませんが、自分の琴線に
触れるデザインが多いのがフランクミュラーだったので、結果的に所有数が
多いわけです。

他にはピエールクンツ、ドゥラクール、グリソゴノ、ジラールペルゴ、グラフ、
オーデマピゲ、ロジェデュブイ、リシャールミル…ブランドに関係なく琴線に
触れたデザインの腕時計を選んできました。

ただ誰もが知るメジャーブランドであるにも関わらず、ロレックスとオメガ
は一度も所有したことがありません。
人気のブランドが故にリセール価格はいいのでしょうが、あえて王道を避け
たい天邪鬼な私は他人と被るのが嫌だし、ブランドイメージが武骨なので、
あまり魅力を感じなかったのが正直なところです。

ところが2月28日に発表されたオメガのこの一本にはそそられました…
シーマスターダイバー300Mのジェームス・ボンド60周年記念モデル

好みのネイビーに、裏側にはアイコニックな映画007のオープニングのデザ
インが施されているところがファンにはたまらないし、スペシャルモデルに
しては価格も良心的。(2千万超えのゴールドエディションは別ですが)
また専用ケースのカッコいいこと!
これを着けてトムフォードのスーツに身を包みアストンマーティンに乗り込
めば、ジェームス・ボンドの出来上がり…というおこがましい妄想が脳裏を
よぎります。(そもそもどこ行くんだよと一人ツッコミして終わり)

先日、実物を確認しようと福岡三越のオメガショップに立ち寄りましたが、
問い合わせは多いのに入荷日は未定で、限定品か否かも不明とのこと…
いずれにしても争奪戦は必至でしょうね。

もう一つのトピックス…香川漆芸×フランクミュラーのコラボレーション!

人間国宝の山下義人氏を含む香川漆芸の職人がフランクミュラーの文字盤
を製作しました。
6種類の腕時計それぞれが貴重な一点物で、フランクミュラーウォッチランド
東京において3月1日〜12日の期間限定で展示・販売されるようです。
この期間は私は東京にはいないので、実物を見れないのが残念です。
写真でもこれだけ鮮やかなので、実物はさぞかし美しいのでしょうねえ。

花粉で目がショボショボするこの時期、美しい腕時計で目の保養をする方が、
目薬よりも効きそうです。

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