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ヴァルハラ登場!

アストンマーティン初のV8ミッドエンジン・ハイブリッドスーパーカーである
Valhalla(ヴァルハラ)が福岡上陸。
12月1日&2日はアストンマーティン福岡のショールーム、3日は福岡天神の
ソラリアゼファ広場で特別展示会が開催されたので、3日の夕刻に見てきま
した。
土曜日の夕刻とあって、多くの人が立ち止まって撮影していましたね。

夏には青山のショールームに展示されていたのですが、タイミングが合わな
かったので、今回は福岡で拝めることができてラッキーでした。
昨年大ヒットした映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」のワンシーンにも登場
して、静止状態ながらも異様な存在感を放っていたので、記憶に残っている
方も多いのではないでしょうか。

2021年3月に約60年ぶりにF1復帰を果たしたアストンマーティンですが(ちな
みに我が愛車DBXは、F1の公式メディカルカーとして採用されています)、
同じくハイパーカーValkrie(ヴァルキュリー)よりも公道走行向けにアレンジ
されているため、コクピットは広めに設計されて、利便性や乗降性が高めら
れていることから、ロードモデルとしての実用性が重視されていますね。

スペックとしては、2基の電気モーターが搭載された新しいV8エンジンが
生み出す最高速度は350km/hで、0〜100km/hの加速はわずか2.5秒で
達成します。
「速度制限があるのに、そんな性能は必要ないだろう」…などという野暮な
ツッコミすら置き去りにしそうです。(そのツッコむ方の自家用車でも最高
速度として180km/hや220km/h程度はスピードメーターに表示されて
いるはず…その速度だって出せないのなら必要ないのは一緒でしょうに)

実車を見た第一印象…そのエクステリアは、一目で「速い!」と感じさせるエア
ロダイナミクス重視の筋肉質な造形で、最小の重量で最大の剛性を実現する
カーボンファイバーで纏われたボディはアストンマーティングリーンのカラー
とも相まって、神々しいオーラを醸し出しておりました。
内部もボディと一体で形成されているので、運転席は固定されたカーボンの
基礎にクッションを装着して、リクライニング等の調節ができないために、
アクセルとブレーキのペダル類が前後に可動するシステムです。

いつか試乗できたとしたら、高揚感はハンパないでしょうね。
999台の限定生産で、価格は1億超…はたして日本では何台が受注されて、
実際に公道で見かけることはあるのでしょうか…それも楽しみです。

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