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DBX707試乗

12月10日&11日はアストンマーティンDBX707の試乗会…さっそく試乗して
きました。
夏のサーキットでの試乗会には残念ながら参加できませんでしたが、幸いな
ことに本日10日はオフ日だったので、やっと実現しました。
今回はサーキットとはいきませんでしたが、高速道路も走ってみました。

私は自動車評論家でもモータージャーナリストでもないので的確な表現は
できませんが、現行DBXに丸一年以上乗っているからこそ、乗り比べること
によってDBX707のポテンシャルを垣間見れたことは貴重な体験でした。

ちょっと専門的になりますが、パワーアップした点を羅列すると…

最高出力:550ps → 707ps
最大トルク:700Nm → 900Nm
最高速度:291km/h → 310km/h
0〜100km/hのタイム:4.5秒 → 3.3秒
またエンジンの性能アップに合わせて、湿式の多板クラッチ式の9速オート
マチック・トランスミッションやカーボンセラミックブレーキが採用されて
います。

まさに最強・最速を自認するスーパーSUVにふさわしいスペックですが、
パワーアップしたとは言っても、まるで5ナンバーか軽自動車を操っている
ような運転のし易さはDBXと同等なので、「さらに洗練されたマッチョ」と
いうところでしょうか。

街乗り程度ならば、とても707psものエンジンが搭載されていることなど
微塵も感じないし、カチッとした剛性感はあるものの、その扱いに気難し
さやスパルタンな印象は全くありません。
高速道路でカーブにさしかかると、ステアリングの正確で忠実な手応えで
サスペンションには絶対的な安心感を抱きました。

そして一瞬のチャンスでしたが、モードを「スポーツプラス」に切り替えて、
アクセルを強く踏み込むと、痺れるような咆哮と同時に力強さが一気に
増したと思いきや、恐ろしいほどの加速のポテンシャルを感じました。
もうこれは「SUVの姿を纏ったスーパースポーツカー」ですね。
最強・最速の片鱗を垣間見ました。

DBXとDBX707…ベース価格は約600万違いますが、この存在の違いを
どう例えればいいのだろうと考えていて、やっと思いつきました。

中トロと大トロです。

私の年齢だと、もう大トロは胃もたれするので一貫で満足かなと。
(実際は中トロでも多少胃もたれしますが)
次回のクルマの乗り換えの頃は、さっぱりした赤身くらいがちょうど良く
なっているかもしれませんね。

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