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NO MORE 時間泥棒 1

時間には色も形もなく、空気や水のように流れ行く感覚はあるものの、実体
はありません。
それだけに有限であることを忘れて、つい浪費をしてしまいがち。

こう書くと、おしゃべりは時間の無駄だとか、他人とのつき合いは時間を盗
まれたのも同然だとストイックに考えているのではないかと思われそうです
が、そうではありません。
一見無駄に見えても、のんびりと趣味の腕時計を眺めて寛ぐ時間、愛車と共
に自身を解放するドライブの時間…こういう時間は仕事に費やす時間以上に
貴重な価値を感じることもしばしばだし、気の置けない友人や話がかみ合う
マジシャン仲間と飲んでいると、あっという間に深夜になることも珍しくは
ありません。
こういう時間の使い方はストレス発散にもなるし、新たなアイデアが生まれ
てくることもあるので、「つい時間を忘れるほど」有意義な時間を過ごしたこと
に満足します。

ところで映画館では、「NO MORE 映画泥棒」がお馴染みですが、現在の私の
モットーは「NO MORE 時間泥棒」として、以下のようなタイプとは距離を置く
ように心がけています。

・ 「羨ましがる人」

誰かが成功したり良い思いをすると、「〇〇ちゃんはいいよなあ〜、運がいいん
だよなあ〜」とか「もともと実家が金持ちなんだろうなあ〜」などと素直に喜び
を共有できないタイプ…つまり「嫉妬深い人」とも言えるでしょう。
世の中には不条理なことが多いので、気持ちは理解できないこともないので
すが、羨ましがったところでどうしようもないのに…。
このタイプと飲むと、一晩中暗い愚痴につき合わされるのでNO MORE。

・ 「甘え過ぎる人」

目上や立場が上の人と臆せずにつき合える性格の人は尊重しています。
実際にそんな後輩もいるし、若かりし自分もそんなタイプでした。
甘え上手であれば、「上の人々」から可愛がられたり認められたりすることで、
自力では垣間見ることもできない世界を知ることや、なかなか教えてもらえ
ない仕事上のノウハウも吸収できることは大きなメリットです。
しかし時の経過と共に、目に見えて図々しく甘えるようになり、いつしか
特別扱いされることが当然のような言動や振る舞いをする者も出てきます。
このタイプは自己愛が強く、さらに自己評価も異常に高くて手に負えない
のでNO MORE。

・ 「八方美人」

誰からの声かけでもホイホイとフットワークよく出向くタイプ…つき合い
が良いだけに便利で大事にしなければと思われがちですが、早い話がただ
の八方美人で、知り合いが多いことだけが取り柄で、他人のエピソード
トークを中心に情報屋としての会話に終始し、肝心の本人のポリシーや
哲学などは微塵も感じられない空虚なタイプです。
「あえて敵を作らず誰とでも愛想よくつき合う人は、本当の味方もいない」と
巷間云われますが、それを地で行くような人はNO MORE。

と、今回はここまでにしておきましょう。
次回が最も要注意なタイプです。

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