防犯カメラ
先日、自宅のインターホンが鳴ったのでモニターを確認すると、警察官の
姿が…何事かと思ったら、近くでひき逃げが発生したために防犯カメラの
映像を確認させてくださいとのこと。
結論から言うと、怪しげなクルマや人物は映っていませんでした。
私の自宅は大通りからちょっと住宅街に入った場所なのですが、逃走車両
が住宅街に逃げ込むこともあるのだとか。
現在2台の防犯カメラを設置していますが、今後も何かのお役に立てれば
と思っております。
本当は役立たない平穏な日々が続くことが理想的なのですが…。
最近のニュースでは、事件発生後に街中の防犯カメラの映像をリレー方式
で解析して逃亡犯の足跡を追い、数日のうちに検挙する事例が多く見受け
られます。
やはり効率的ですよね。
昔の刑事ドラマを観ると、防犯カメラはおろかスマホもない時代なので、
現代なら即逮捕だろうという事案でも難事件になっちゃってるなあと感じ
ることがあります。
先日も「高級時計を偽物とすり替え盗んだ疑いでマジックバー経験の25歳
逮捕」という情けないニュースを見ましたが、これも防犯カメラが解決の
糸口になったのでしょう。
ただ犯人は様々な職業を転々としてきたのに、短期間マジックバーに在籍
しただけで「マジシャン逮捕」と報道されるのは職業として耳目を集めやすい
のは理解できますが、忸怩たる思いがあります。
マジシャン→手が器用→悪いことができる…という安直なイメージで記事
にし易いのでしょう。(手が器用でも生き方が不器用な人が多いのでは?)
しかし職業別の人口比から考えてもマジシャンの犯罪率が高いのは残念
です。(犯罪の内容は様々でも、近年は逮捕者続出ですからね)
現代は防犯カメラはもちろん、ドライブレコーダーも必須の世の中ですね。
交通トラブルが発生した時、自分に否がないという証拠映像さえあれば
泣き寝入りをせずに済むし、映像がなかった時代には多くの冤罪事件も
発生していたことでしょうね。
しかし録画されていると分かっていながらあおり運転をしたり、クルマ
から降りてきて、厳つい顔丸出しで因縁をつけるおバカさんが一向に減ら
ないのは謎です。
悪質な場合は逮捕されて、数日後にはニュースやワイドショーで顔が晒さ
れるのに…やはり謎です。
中国では全土に2億台以上のカメラが設置され、高度な顔認識機能により、
すぐに個人が特定されるために街中での犯罪は格段に減少したとか…。
しかしこのレベルになると「防犯カメラ」というよりは、反政府デモや集会
を牽制して政治体制を維持するための「監視カメラ」という側面の方が
強いでしょうね。
カメラの存在が犯罪の抑止力になることは論を俟ちませんが、上海の
ロックダウンに見られるような息苦しい監視社会だけはまっぴらですな。
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