大雨に思う…SUV
全国的な大雨の被害で自動車が水没している模様をニュースで見ていると、
2009年の大雨で水没させてしまった当時の愛車クライスラーに想いを馳せ
てしまいます。
先日改めてハザードマップを確認してみると、その水没場所は明らかに浸水
危険地帯でした。
10年前と比較しても現在の雨の降り方はハンパないので、地面を這うような
スポーツカーだと高台に避難しない限り、あっという間にアウトでしょうね。
河川の堤防決壊による大規模洪水は逃れようがありませんが、市街地の道路
の冠水程度ならば、車高の高いSUVであれば、なんとか逃げ切れるのではな
いかと思うようになりました。
納車待ちのアストンマーティンDBXもボタンを押すだけで車高が上がって、
悪路走行が可能となります。(50cmまでの水深は走行可能とのことですが、
できることならその機能を発揮する場面には遭遇したくはありませんね)
悪路走行の映像は…コチラ(あー、洗車が大変そう…)
最近ランボルギーニとアストンマーティンが仙台にショールームをオープン
しました。
なぜこれまでなかったかというと、これらのメーカーは車高の低いスポーツ
カーしか製造していなかったために、雪が多い地方での需要は期待できない
ことが理由でした。
ところが、ランボルギーニはウルス、アストンマーティンはDBXという今や
稼ぎ頭となったSUVを投入したことで、今後は雪国でも見かける機会が増え
るかもしれませんね。
気候変動で、都会の道路もオフロードに変貌する可能性が高くなった現在、
ライフスタイルやブームという理由だけではなく、命を守るための実用車
としてのSUVの価値は高くなるに違いありません。
日本を代表するSUVであるトヨタのランドクルーザーが、8月2日に久しぶり
にモデルチェンジをしましたが、発売前から超人気で、今予約をしても1年
以上待たされる状態です。
ランドクルーザーは、充実した性能の割にはリーズナブルで故障しづらく、
砂漠が多い中東や道路事情が悪い途上国では特に人気があります。
人気があり過ぎて、中東やアフリカのテロリストも好んで乗っています。
なにしろ、車のキャッチコピーが「どこへでも行き、生きて帰って来られる」
ですから…その絶対的な自信と信頼感たるや、痺れます。
それだけに海外に売りさばく窃盗団から狙われやすく、最も盗難に遭う車
でもあることがオーナーの悩みのタネのようです。
でも、このような車があることは、日本の誇りですな。
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