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2021年8月

すっぱいぶどう 1

すっぱいぶどうはイソップ童話の一つで、キツネとぶどうとも言うらしい
ですね。
あらすじは、キツネがたわわに実った美味しそうなぶどうを見つけ、食べ
ようとして飛び上がるものの、ぶどうの位置が高過ぎて何度トライしても
届かない…結局キツネは怒りと悔しさで、「どうせあのぶどうはすっぱくて
まずいだろう。誰が食べてやるものか」と捨て台詞を残して去るというもの。

フロイトの心理学では、防衛規制・合理化というらしいのですが、簡単に
言えば、物、地位、金銭、階級等、自分の手が届かない対象がある場合、
その対象を価値がない、あるいは低級で自分には相応しくない物として諦
めて、心の平安を得るという意味。

SNS上では高額品購入の記事をアップするだけで、謎の自分ルールを規範
とする監視員から教育的指導を食らって、やれ「リア充自慢だ!」との罪状で
「似非セレブ」のレッテル貼りをされるという被害者が出ることがありますが、
常識的には、セレブではない監視員にはレッテル貼りをする資格はありま
せん。
また「所有物を自慢げにSNSにアップする人間は、自分に自信がない奴だ」と
断定調のブログを目にしたことがありますが、少なくとも私の知る腕時計や
車の愛好家は、皆さん自信に満ち溢れた成功者だらけで、SNSで所有物を
紹介する人も多いし、誰一人としてその手の紹介記事にいちいち噛み付く
人などいないのですが…。
おそらくそれらを所有したことがない投稿者こそ、何を根拠に断定している
のかを説明できない限り、キツネ臭がプンプン漂うのです。

ブランド品、腕時計、車…これらを無駄であると断言するのなら、その全て
をやり尽くした人だけが、経験則を基に発言する権利があるのです。
従って、「無駄だ」ではなく「無駄だった」という過去形で。

そもそも誰にも迷惑をかけずに、ましてこのご時世に経済まで回して多額の
納税をしている人が、個人の人生を充実させるために購入したものをSNSに
アップした程度で、どこに貶される要素があるのでしょうか。

このような一連の感情の根源は一体何なのでしょう…それは「嫉妬」に他なり
ません。

よくある例では…知人が宝くじに当たったとなると、表向きは「おめでとう」
と言いながらも内心では「急に大金を手にすると、不幸な末路が待っている」
などと素直に喜べない心理。(実は本人もこっそり買っていたりします)

マジックの世界ではコンテストの功罪が語られますが、技量的には受賞
とは縁がなさそうなマジシャンに限って、「受賞してもプロとして将来の
成功が約束されたわけではない」と言って、コンテストに興味を示さない
そぶりをする若手もいます。
稼ぐために、さっさと営業マジシャン(特に酒席の)になったタイプに多い
ようですが、その言葉の端々からは、受賞した同世代に対する嫉妬心が
見え隠れしています。
若くしてギャラを頂戴するというプロ活動を始めてしまうと、挑戦したく
てもアマチュアや学生に負けるわけにはいかないという陳腐なプライドの
陥穽に嵌ってしまうのでしょう。

私個人の経験則に沿った意見としては、若い頃の一時期、期限を区切って
思いの丈を詰め込んだ演技に集中してコンテストに挑戦することは、同じ
目標を持つ戦友と肝胆相照らすこともできるなど、有益なことも多々ある
ことを考えると、やってみるべきだと思います。
コンテストに挑戦した上で、受賞した戦友に嫉妬することは、ごく健全な
精神状態ではないでしょうか。

さて、「コンテスト受賞者の将来の成功は、約束されたわけではない」…
これは受賞歴のあるマジシャン全員の、その後の暮らしぶりを数十年に
渡って追跡調査して、エビデンスを示した上での発言であれば説得力が
あるのでしょうが…断片的なその後の様子から推察すれば、まあ当たらず
とも遠からずでしょうね。

なぜなら、マジックの賞は足の裏のご飯粒のようなものだから…とらない
と気持ち悪いけれど、とったところで食えないわけですから。

次回2へ続く…

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盛夏の諸々

この時期は毎年のように猛暑や大雨に悩まされるわけですが、移動が多い
身としては、悪天候による飛行機の欠航とコロナ感染が危惧されます。
フライトに関しては、今のところは運が良いのかギリギリで逃げ切ってお
ります。(自分が搭乗した次の便から欠航になることもありましたしね…
危ない危ない)
毎週のように抗原検査かPCR検査を受けていますが、年明けのブースター
(3回目の接種)や開発中の国産治療薬にも期待したいところです。

さて、オーダーしていたフランク・ミュラーのトートバッグが届いたので、
さっそく使っています。
素材はポリエステルとされていたので、表面はツルツルで安っぽい光沢が
あるのかなと想像していたら、どちらかといえばマットでキャンパス生地
様の加工が施されているので、高級感もあって所有欲を満たしてくれます。
ここしばらくはヘビロテ確定です。
HPを確認したところ3色全てがすでに品切れ状態の様で、ファンの動きは
速いなと…。

後輩マジシャン達を伴って、青山にあるアストンマーティン東京を訪問。
目的は併設されたブランドセンター…アストンマーティンの世界観を凝縮
した関連グッズ、アパレル、レザーアイテムが展示・販売されています。
福岡のショールームではHACKETTの白シャツ、007のTシャツ、ボンドカー
DB5のキーホルダーを購入しましたが、ここではレーシングジャンパーと
キャメル色のセカンドバッグを購入。
その後はいよいよショールームへ…日本の総本山だけあって、全車種12台
のアストンマーティンがズラリと並ぶ様は壮観です。(総額ハウマッチ?)
翌日に納車を控えた鮮やかなシルバーのDBXや、あのクリスタルキーで
エンジンが唸る真っ赤なDBSも初めて実車を目にして感嘆しました。

コロナ禍が非日常なのか日常になってしまったのかは定かではありません
が、ここではそのいずれでもない間違いなく超日常的な時間が流れて、
良い目の保養になりましたよ。

深夜のNHKで「映像の世紀」が再放送されたので、全編録画して順番に
観ています。
これぞNHKにしか制作できないドキュメンタリーであり、つくづく人類
とは愚かな存在であることを知らしめてくれます。
昔から、このような良質な番組や「世界のマジックショー」を放送してくれ
るのなら受信料は惜しくないと思っていたし、後年に自分がNHKに出演
するようになった時は、現金なもので喜んで払う気になったものです。
またテーマ曲「パリは燃えているか」(作曲:加古隆)が荘厳でいいですね。
一時期、マジックのBGMで使えないかと逡巡したことがありましたが、
重過ぎて絶対に曲に負けてしまうという結論に達して断念しました。

先日、番組を見終わるやいなや、そういえばこの曲を使ったマジシャン
がいたことを思い出しました…島田晴夫。
記憶を辿って、2003年のテンヨーマジックフェスティバルの映像を探し
出して確認したところ、間違いありませんでした。
シンブルに続くビリヤードボールの演技でこの曲を使っていらっしゃい
ましたね。
決して曲に負けることなく、鳩出しや和妻をも凌ぐ鋭い眼光で演じきり、
曲ピタッで暗転…久しぶりにジーンときましたねえ。
こちらも、まさに映像の世紀でした。

さて、コロナ感染者も増加の一途を辿り、予断を許さない状況が続いて
息苦しい暮らしの中で、対策が後手に回る政府に物申したくなるのも
理解できなくもありませんが、アフガニスタン、ミャンマー、ベラルーシ
辺りの情勢を知ると、この日本に産まれただけでも勝ち組ではないかと
再認識し、改めて運命に感謝しているところです。
置かれた環境の中で、どこまで工夫できるかという自分の可能性を試す
貴重な期間なのだと考えるようにして、落胆もせず、かといって楽観も
することなく、やれることを淡々とやっていこうと心したこの頃です。

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大雨に思う…SUV

全国的な大雨の被害で自動車が水没している模様をニュースで見ていると、
2009年の大雨で水没させてしまった当時の愛車クライスラーに想いを馳せ
てしまいます。
先日改めてハザードマップを確認してみると、その水没場所は明らかに浸水
危険地帯でした。
10年前と比較しても現在の雨の降り方はハンパないので、地面を這うような
スポーツカーだと高台に避難しない限り、あっという間にアウトでしょうね。

河川の堤防決壊による大規模洪水は逃れようがありませんが、市街地の道路
の冠水程度ならば、車高の高いSUVであれば、なんとか逃げ切れるのではな
いかと思うようになりました。
納車待ちのアストンマーティンDBXもボタンを押すだけで車高が上がって、
悪路走行が可能となります。(50cmまでの水深は走行可能とのことですが、
できることならその機能を発揮する場面には遭遇したくはありませんね)
悪路走行の映像は…コチラ(あー、洗車が大変そう…)

最近ランボルギーニとアストンマーティンが仙台にショールームをオープン
しました。
なぜこれまでなかったかというと、これらのメーカーは車高の低いスポーツ
カーしか製造していなかったために、雪が多い地方での需要は期待できない
ことが理由でした。
ところが、ランボルギーニはウルス、アストンマーティンはDBXという今や
稼ぎ頭となったSUVを投入したことで、今後は雪国でも見かける機会が増え
るかもしれませんね。
気候変動で、都会の道路もオフロードに変貌する可能性が高くなった現在、
ライフスタイルやブームという理由だけではなく、命を守るための実用車
としてのSUVの価値は高くなるに違いありません。

日本を代表するSUVであるトヨタのランドクルーザーが、8月2日に久しぶり
にモデルチェンジをしましたが、発売前から超人気で、今予約をしても1年
以上待たされる状態です。
ランドクルーザーは、充実した性能の割にはリーズナブルで故障しづらく、
砂漠が多い中東や道路事情が悪い途上国では特に人気があります。
人気があり過ぎて、中東やアフリカのテロリストも好んで乗っています。
なにしろ、車のキャッチコピーが「どこへでも行き、生きて帰って来られる」
ですから…その絶対的な自信と信頼感たるや、痺れます。
それだけに海外に売りさばく窃盗団から狙われやすく、最も盗難に遭う車
でもあることがオーナーの悩みのタネのようです。

でも、このような車があることは、日本の誇りですな。


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Owen Magic Supreme

私のマジック人生において、最もお世話になったマジック道具のメーカーで
あるオーウェンマジックが閉店しました。
御多分に洩れず、今回のコロナ禍で、顧客である世界中のマジシャンの活動
が停止したことが直接の原因なのですが、その背景には、コロナ禍以前から
の中国製コピーイリュージョンの蔓延の影響も無視できなかったはずです。

学生の頃、黒い表紙の分厚いカタログを手にした時の衝撃は、今でも忘れら
れません。
海外のマジック番組でしか観たことがない、超一流マジシャンが使用してい
る豪華絢爛な道具やイリュージョンの数々が、美しい写真と挿絵で紹介され
ていました。
ラスベガスのバリーズ、スターダストホテル、フロンティアホテルでスター
街道を駆け上がったジークフリード&ロイが使用している道具のほぼ全ては
オーウェンマジックが製作したものでした。
夜な夜なカタログを見返しては、気になる道具のページに付箋を貼り、それ
を演じている自分を想像しながら眠りについたものです。

1980年代後半、数度目の渡米の際、意を決して工房を訪ねました。
カタログに載っていた住所をメモに書き留めて、タクシーの運転手に渡した
のですが、かなり辺鄙な場所なのでハリウッドからは1時間近くかかります。
工房の周辺はとてもタクシーが拾える環境ではないと思い、運転手にチップ
を渡して、帰る時まで待ってもらいました。
エントランスには既製品のショールーム、その奥には広大な工場を構えてい
ました。
アポなしの訪問でインターホンを押すと大男(当時の工場長であるアラン・
ザコルスキー)が怪訝そうな表情で現れました。
挨拶もそこそこに中に入れてもらえると思いきや、門前払いされました。
何と告げられたかは正確には覚えていませんが、この奥には世界の一流の
マジシャン達からオーダーされて、オリジナルで製作中の道具も多くある
ために、突然訪ねて来た人間を入れるわけにはいかないという理由だった
と記憶しています。
現在でこそ私達は「ったく、中国のパクリは…」などと平気で口にしています
が、アポなしで訪ねて来た素性の分からない私は、アランから見ればそんな
中国人以上に怪しげで、何か情報をパクリに来たと思われても仕方なかっ
たのかも知れません。
ちなみに、その翌年にも門前払いされました…タクシーを待たせておいて
正解でした。

その後に私がとった作戦は、名前だけでも覚えてもらって信用を積み重ね
るために、ちょこちょこと通信販売で道具を購入することでした。
当時はもちろんネット環境などない時代ですから、手書きの注文書をFAX
で送り、郵便局からポスタルマネーオーダーで送金していました。
まだまだ高価なイリュージョン等は購入する予算もなかったので、鳩や
ファイヤーのアクトの中に組み入れるキャンドルやシルク等の、高くて
も数万円程度の道具を取り寄せていました。

そして1990年代初頭、IBMコンベンションの帰りに立ち寄ると、さすが
に覚えていてくれたのか、初めて中に入ることを許されました。
せっかくなので何かカッコがつく値の張るものをオーダーしようと選ん
だのが、現在でも演じ続けているクリスタルマネーアピアー(透明の箱に
大量のお札が出現します)…当時でもケース込みで2.000ドル程度したの
ですが、帰国直前で資金不足だったので、手付け金として200ドルを払い、
帰国後に残金を送金しました。(もう20年以上演じていますが、テレビで
演じた直後から多くのコピーが出回りました。コピーを使うセコい輩は、
中身も必ずニセ札を出現させます)

Dr.ZUMAの芸名を得て、本格的なプロ活動を始めた私は、怒涛のように
オーウェンに道具をオーダーしました。
既製のイリュージョンはもちろん、バードマジック用にロードテーブル、
オウム用のバニシングケージ、ミラーの貫通、ファイヤーミラーボール…。
日本人マジシャンの窓口的立場になると、仲間のマジシャン達からも
オーダーを頼まれて、クリスタルマネーアピアーやコインラダーや多くの
イリュージョンを輸入しました…オーダーした道具の総額は、間違いなく
数千万規模のはずです。(ZUMAの紹介だと勝手に名前を使って工房に
潜入した輩もいたようですが、今となってはご愛嬌です)

1990年代末からは、渡米するとオーウェンのスタッフが空港やホテルの
送迎をしてくれるようになり(リムジンのこともありました)、夜はアラン
夫妻の招待で、マジックキャッスルでのディナーが定番化しました。
2000年代になると、マジックコンベンションのディーラーブースでは、
オーウェンだけは別格扱いで特別室が設けられるのですが、そこの壁
には、ダイヤモンドイリュージョンを演じる私の写真が額装されて、
かつて憧れたスターマジシャン達と同列で飾ってもらえるようになり
ました…カタログを眺めていた学生時代を思い出すと、信じられない
状況でした。

門前払いから30数年…まさに隔世の感がありますが、最近は渡米する
こともなくなっていたので、直接の交流はありませんでしたが、アラン
からはクリスマスカードが届いたり、私はテレビでオーウェン製の道具
を使う機会があれば、その映像を送ったりという関係は続いていました。
近年は、優秀なイリュージョンビルダーの廃業の報も届いていたので、
オーウェンはどうしているのだろうと思っていた矢先に、友人のメイガス
から閉店の知らせを受けました。

アラン・ザゴルスキー、ビル・スミス、ジョン・ゴーン、ウィリアム・ケネディ…
まだ全ての職人が廃業したわけではありませんが、世界中の一流マジ
シャンを支えてきた第一級の職人が製作する道具は、今後益々入手が
困難となることでしょう。
現在そして今後の若手マジシャン達が、これらの一級の道具に触れる
こともなく、歴史やオリジナルが何たるかも知らずに、バッタもんの
道具で酔客相手にワイワイキャアキャアと演じる未来を想像するだけ
で、哀れに感じるだけではなく、暗澹たる思いになります。

中高生の頃に海外のマジック番組で観た一流のマジシャンはもちろん、
その演技を彩る道具に憧れ、それらを躊躇なく普通にオーダーできる
立場のマジシャンになりたいという欲望が、とんでもないエネルギー
や、仕事と向き合う際のモチベーションになっていたのは紛れもない
事実です。(その対象が現在はイリュージョンから時計や車に変わって
いるのでしょうね)

優れた職人達と同時代を生き抜いて、その一級の道具を手にして稼が
せてもらったことは、なんと有り難いことか。
ありがとうオーウェンマジック! ありがとうアラン!…あなたが製作して
くれた道具で喝采を浴びて、本当に幸せです。

オーウェンマジック閉店のニュースは…コチラ

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ステージショーやら帰省やら…

いやはや、ホント慌ただしい7月でした…いつの間にかオリンピックが始まって
いたのですね。

7月も福岡〜東京間を4往復…さらに宮崎、名古屋へ。
フライトまでに時間の余裕がある時は、空港のラウンジでビールを飲みながら
過ごすのが楽しみの一つなのに、緊急事態宣言が発令される度にアルコール
の提供が中止されます。
軽食やハーゲンダッツのアイスクリームは食べ放題なのですが…そんなに食べ
られるわけでもなし。
せっかくダイヤモンド・プレミアラウンジが利用できるステータスを得ても、
なーんか元が取れていない気がして解せない…。

マリックさんと2週続けてのビジネストーク…マリックさん、マネージャーさん
と私の3人で京王プラザホテルの中華料理「南園」の個室でランチコースを堪能。
コロナ禍以降、正式なコース料理を食したのは初めてかも…美味しかった!
そうそう、新宿東口で話題の「3D 巨大猫」を見ましたが、なかなかの迫力でした。

コロナ禍の「お家時間」で読み漁った大量の本をブックオフへ…整理していると、
すでに持っている本を再び買ってしまっていることに気づきます。
書店に立ち寄ると、大抵5冊程度は購入するのですが、それらを読み終わる前に
次の5冊を購入するので、持っている本のタイトルを失念しているのでしょう。
今回はノンフィクション、金融・投資関連の本が多かったのですが、インプット
すべきことは多々ありましたね。
買い取ってもらったお金で、食事と映画「ゴジラvsコング」を鑑賞…うん、良い
お金の循環。

7月22日、フィネスマジシャンズクラブの発表会にゲスト出演…1年延期され、
今年の開催も危ぶまれていた中、福岡では7月12〜31日の間は「まん延防止
等重点措置」が解除されて、奇跡的に開催にこぎつけることができました。
(その後は感染者急増のため、8月2日から再発令)
コロナ禍においても、クロースアップは少しは演じる機会があったものの、
ステージとなると本当に久しぶりだったので、緊張しながらも楽しめました。
(鳥もちゃんと仕事をしてくれました)
スポットライトを浴びると、光合成をしている植物の気分でした。(知らんけど)
客席数は半減されていたので、ステージから見ると少し寂しい景色と反応で
したが、遠くは札幌からも旧友が駆けつけてくれて、有り難い限りです。
夜は弟子のRintaroの店「マジック セピアライン」で後輩も交え、ごく身内だけ
でのお疲れ会。

このステージに向けての稽古はもちろん、ストイックなダイエットに励んで、
体型をコロナ禍前に戻せたことが収穫だったかも…ステージ衣装が少しきつく
なっているであろう現実から目を背けて、直前の稽古まで着用するのを避けて
いましたから。
あえて自分を律するために、かなり細めのスキニージーンズも買い足したので、
今後も体型維持に努めようと心した次第。

久しぶりの帰省…ワクチンを2回接種済み(さらに帰省直前の抗原検査とPCR
検査ともに陰性)の親族のみが集って、親父の三回忌を済ませました。
福岡〜宮崎間は、飛行機であれば離陸後20分程度で着く距離なのですが、車で
移動すると4〜5時間はかかります。(実家は宮崎空港からタクシーで1時間)
若い頃は、宮崎でのショーや帰省は必ず陸路だったのですが、近年は空路のみ
です。(貯めたマイルを使わないともったいないし)

実は、宮崎交通バスセンターの中に「味のガンジス」というカレー専門店があり、
そこの鉄板ナポリタン(メニュー上はイタリアンスパゲティ)が絶品で、学生の
頃からの自分のソウルフードなので必ず寄っているのですが、今回の帰省では
とんぼ帰りしなければならず、残念ながら寄れませんでした。
しかしこの秋には新車が納車予定なので、慣らし運転も兼ねて、早朝の高速を
かっ飛ばして、ランチに絶品ナポリタンを食したら夕方までには直帰する…
そういうことを企むことができるのも、人生の至福のひと時なのかなあ…と
感じるようになったこの頃です。
うん、絶対にやってみよう。




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