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マスクに思う 2

マスク専門店がオープンしたというニュースを観ました。(やはり出ましたね)
今や素材からデザインまで百花繚乱で、マスク選びをしている客も楽しそうで
したが、この専門店が永遠に存続する世の中は決して好ましくないわけで…。

先日、羽田→福岡便に搭乗しましたが、新幹線と違ってかなりの「密」。
なぜなら4連休の前日というのに、このフライトの前後の便が減便対象となった
ために、本来なら3機にばらけていた客が1機にまとめられたから。
しかし搭乗の際には「距離をとってお並び下さい」とアナウンスして、一定の
人数ずつ案内しておきながら、機内は密…何たる矛盾よ。

最近ではマスク拒否の乗客が強制的に降ろされる事案も散発しているようです。
海外ではマスクを嫌がる子供連れが家族ごと降ろされていました。
先日の機内でも多くの子供達が搭乗していましたが、ほとんどの子供がマスク
をせずにワアワアキャアキャア騒いでおりました。
日本はある部分では厳格で規律正しく、別の部分では緩いという感じがします。
とにかく強制ではなく、自発的に良き方向へ向かう方策はないもんですかねえ。
例えば立ち小便が絶たない場所に「神社」のマーク(鳥居)を記すと、心理的な
圧を感じるのか、立ち小便が激減したというエピソードのように。
違法駐輪が絶たない場所があるとしたら、私なら(法に触れなければ)「ご自由に
お持ち帰り下さい」という看板をドーンと立てますけどね。

前回、ドルチェ&ガッパーナのマスクを紹介しましたが、全国的にほぼ完売の
ようです。
他にもバーバリー等、有名ブランドも次々に市場に参入しているようですが、
ついにファッション業界の巨人、ルイ・ヴィトンがフェイスシールドを発表。
ルイ・ヴィトン フェイスシールド (予価10万円とか)
自分で使う気にはなれないけれど、シールドを装着して感染防止に腐心しな
がら頑張っているクラブのママにプレゼントすると喜ばれるかも。

例えば、車や時計は「便利な道具」ですが「好きになる」ものだとも思います。
同じ道具でもリモコンや文房具にはそこまでの思い入れはありません。
これまでの人生、とにかく「便利」や「必需品」ではない「好きな」車や時計を
選んできました。

マスクも「必需品」ではありながらも「好きな」マスクを選ぶ時代になったの
でしょう。
それはついに「医療品」が「衣料品」として認知されるという、まさにフェーズが
変わったと言っても過言ではありませんね。



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