マスクに思う
マスクを着ける日常にもすっかり慣れた感があって、外出時に着け忘れる
こともなくなりました。
しかしまあ、マスクを着けなくても冷たい視線を向けられずに済む時代に
戻るのでしょうか?
今暫くは着衣の一部として必須のアイテムであり続けるのでしょうね。
それを裏付けるように、市場には様々なマスクが出回っており、一時期の
マスク争奪戦の頃からすると隔世の感があります。
あの頃ストックしていた中国製を使ってみたところ、ゴムがマスクの接着
面からブッチブチと外れます…安かろう悪かろうならまだ諦めもつきます
が、高かろう悪かろうなので忸怩たるものがありますな。
(マスクからイリュージョンまで…クオリティーの低さは一事が万事)
市場では…機能性重視のマスク、デザイン優先のマスク、アベノマスクに
ホカノマスク、以前から飲食店で使用されていたマウスシールドも見かけ
るようになりましたが、麻生副総理がマウスシールドを着けているのを見
た時、最初はなんでインカム着けてんだろと思いましたよ。
政治家のマスクを見ていて、あえてそれを自分で選択したとしたら、個性
が出るものだなあと感じます。
小池都知事はマスクにはかなり拘っているようですね。
その日の服の素材に合わせてレース柄だったり、ジャケットと同色の淡い
グリーンだったり…。
最初はコロナ感染防止の観点だけでマスクを着用していたので、見かけや
ファッション性には一切関心はなかったのですが、最近は気になります。
出かける前にそれなりの服でビシッとキメても、そこに白い不織布マスク
を着けると、ちょっとがっかり。
洗って使えるタイプの黒マスクなら、あまりファッションの邪魔をしない
気もしますが、何か妙な威圧感とか輩感とかありますよねえ。
デザイン優先で手にしたマスクの中には、ほとんど通気性がなくて、少し
早歩きをしただけで窒息しそうなものまで…もう水がすくえるレベル。
で、先日ドルチェ&ガッパーナのブティックに秋冬の新作を見に行ったと
ころ、そこに斬新で素敵なマスクの数々が…5種類の中から早速2枚購入。
オウム柄のもありましたが、私が着けるとベタ過ぎるので却下。
さらには、マスクとネクタイの同柄のセットアップも展開しています。
あれだけの被害者が出たコロナ禍の負の側面をも、ファッションとして
楽しんでしまおうとするイタリア人デザイナーの明るさとセンスと矜持を
感じるわけですが、今後はマスクコーデも楽しみの一つとするくらいの
前向きな考え方をしないと、コロナ禍を明るく生き抜くことは難しいかも
しれませんね。
ドルチェ&ガッパーナのマスクのサイトは…コチラ
某シティホテルに宿泊後、満足度調査のアンケートがメールで送信されて
きたので、多くの設問に真面目に回答してみたのですが、その最後の設問
が「笑顔が素敵だなと感じたスタッフがおりましたらお知らせください」…
全員マスクしてるからわかんないでしょうに。
設問も時代に合わせてアップデートしなきゃ。
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