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言 霊

元来は無信教の自分ですが、なぜか言霊だけは信じてしまいがちです。
言葉の力はホント不思議なもので、口にした瞬間から自らを支配し始め、
その言葉が「口癖」の域にまでなってしまうと自分自身を洗脳して強い
「思い込み」を喚起し、人生を大きく変えるパワーとなるのでしょう…
「言霊」と云われる所以ですね。

以前のエントリーでも「良い仕事を引き寄せる習慣がある」と書いたこと
がありますが、その源は「そう思い込む」ことや「行動すること」であり、
そのまた源は「言霊」であると確信しています。
マジシャンでも重要なショーやコンテストの出番直前に「大丈夫、自分
ならできる! 絶対に上手くいく!」なんて呟いて己を鼓舞させることも
あるのでは?
あるフィギアスケート選手が「演技前にちょっとでも不安を口にすると、
転倒する確率は明らかに高くなりますね」と雑誌のインタビューで答えて
いるのを読んだことがあります。
ならば「どうせ…」、「…さえあれば」、「…したのに」、「もう歳だから…」
等のネガティブな言葉は極力口にしない方がいいのかもしれませんね。

言霊の影響力を考えれば、昔の武勇伝や苦労話も控えるべきだし(昔の
苦労話を自慢する人は、大抵今も苦労しているものです)、絶対にそう
なりたくないNGワードという意味で有名な諺があります。
それは…「貧乏暇無し」
これ、金銭には執着していないという謙虚さが美徳とでも思っているのか
敢えてアピールするかのように簡単に挨拶代わりに使う人もいますが、
経済学の観点からは、暇が無いほど忙しければ貧乏からは解放されなけれ
ば辻褄が合わないわけで、そうなっていないのであれば、マルクス主義に
おける「労働者」の状況だと定義されるのです。

では何故そのような状況になってしまったのか…以下のような原因が考え
られるようです。
・ 気付かないうちに資本家に搾取されている。
・ 生業なのに、アルバイト並みに効率の悪い仕事に就いている。
・ 要領が悪すぎて、他の人よりも時間がかかってしまう。
・ 賃金を稼ぐことよりも、ボランティアに近い労働に生きがいを感じる。
・ 頼まれると断れない性格で、他人のためにばかり動き回る。
(なんかマジシャンに当てはまることが多いなあ…)

日本人は子供の頃から、お年玉を貯金すると褒められたり、本来お金は
汚いもので、金儲けに勤しんでいる大人はいかがわしくてなんとなく悪い
人というイメージを植え付けられているせいなのか、そもそも金銭に関し
ては談論風発からは遠い人種ですよね。(仕事の打ち合わせの際にも、
なかなか肝心のギャラの話にはならないことも多いですしね)

閑話休題…「貧乏暇無し」は、本当に余裕のある人が使うのであれば普通
に謙遜として聞こえるのですが、そうでなければ、清貧を気取りながら
「自分は無能である」と宣言しているも同然で、口癖として使い続ければ、
ますます悲惨な状況に陥っていく危険性が大なのです。
他にも「拙宅」とか「粗品ですが…」とか、ましてや自分の配偶者を「愚妻」
などと呼ぶのは日本人だけではないでしょうか。(言霊の力で本当にそう
なってしまうと思うとゾッとしますね)

謙遜は日本人特有の誇れる文化かもしれませんが、一歩間違えるとネガ
ティブワードにしか聞こえないこともあるわけだし、自己主張の強い
外国の友人達の口からは謙遜の類の言葉を聞いたことがありませんしね。

事程左様に、日本人の(善かれと思って)譲歩する国民性が、隣国の被害者
ビジネスや図々しい覇権主義を助長させているのは論を俟たないでしょう。
ネガティブな口癖がある人は、天国に行っても不満を見つけ続けるもの…。
自分の人生にとって最良の言霊は何なのか…真剣に向き合う価値はあると
思います。

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