« 腕時計業界は強気 | トップページ | 梅雨時の諸々 »

それぞれの王道

 

 

 

この4月、福岡の東急ハンズにテンヨーマジックショップがオープン。

 

大阪より赴任されたディーラー冨吉宏氏からMagic Goを通してご挨拶

 

をしたいとのコンタクトがあり、先日食事会を開催しました。

 

盛り上がったせいか、つい深夜まで中洲に付き合わせてしまいました。

 

さすが、あの伝説の名ディーラー清水一正氏の教え子だけあって、王道

 

ディーラーとしてのテクニックや立ち振る舞いの好感度も高いですね。

 

 

 

近畿大学奇術クラブ出身で、ステージの分野もかなりのマニアである

 

ことが判明。(大学時代の資料映像で、私が20代の頃のダブアクトも

 

観たことがあるとのことでした)

 

ちなみに最もリスペクトしているマジシャンは、あのジョニー・ハート

 

だそうです…王道だなあ。

 

知人がいない土地に突然赴任することになり、馴れるまでは大変だと思

 

ます…皆さんも応援のほど宜しくお願いします。

 

九州某所で、プロフェッサー・サコー氏のショーを堪能…デビュー当時

 

のハードボイルドな手順をベースとしながら、近年はコミカルな演出に

 

変貌を遂げてはいるものの、やはり王道中の王道アクトはいいですね。

 

 

 

次々と新しいネタに手を出して、時代の最先端でございって顔で生きて

 

いくのも確かに一つの道だとは思うものの、若き頃に後世にまで語り継

 

がれる代表的アクトを完成させて、繰り返し演じてきた歴史があるから

 

こそ滲み出るもの…上手く表現できませんが、「今まで世界中の観客が

 

このファイヤーアクトを生で観て感動し、スタンディングオベーション

 

をしてきたのだなあ」といった感慨を改めて認識しました。

 

もちろん、憧れ続けながらも敵わなかったという個人的な感情やノスタ

 

ルジー、あるいはコンプレックスやジェラシーが複雑に絡み合っていた

 

のでしょうね。

 

 

 

火や動物、紙吹雪もNGとするステージが増えつつある堅苦しい現代に

 

おいて、氏も貴重な絶滅危惧種になりかねない「時代に抗うレジェンド

 

マジシャン」であることは間違いありません。

 

氏をリスペクトする後輩の一人として、そのアクトと同時に感心したり

 

爆笑必至の波瀾万丈なエピソードも記憶に留めていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

|

« 腕時計業界は強気 | トップページ | 梅雨時の諸々 »

マジック」カテゴリの記事