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2016年を迎えて

新年あけましておめでとうございます。
 
12月後半のトピックを少々…。
 
昨年末は慌ただし過ぎて、ついに一度も忘年会に参加することができませ
んでした。(主催者の方々、ごめんなさい)
しかし、様々な方々や久しぶりに会うマジシャン仲間と会食する機会は多
かったので、個別に忘年会をしたも同然だったかもしれませんが…。
で、お誘いのある新年会こそはと思ってはいるのですが、1月中旬までは
東京往復等、何かと所用が多くて夜のクラブ活動もままならない状態。
(同伴を約束していたおネエ様方、ごめんなさい)
 
忙しい中でも映画「杉原千畝」と「クリード チャンプを継ぐ男」を鑑賞。
どちらも感動的でしたが、特にクリードは良かったですね。
多くの評論家も絶賛していますが、ロッキーとクリードの人生に対する
丁寧な二焦点の作劇に、1970年代から続くシリーズの歴史の重みを巧み
に乗っからせて感動を倍増させる手法。
まさに、魂のバトンリレーですな。
 
腕時計に関しては、ロジェ デュブイ エクスカリバー42がオーバーホール
から帰還…巻き上げもスムーズになり、コンプリート仕上げでピカピカに
磨かれたローズゴールドケースは、実に美しくて惚れ直しました。
スイス本国に修理に出したドゥラクール ビクロノも今月中に帰還予定。
今年は腕時計のオーバーホールオンパレードが必至で、新たな一本を購入
するのも我慢の年になるのかなあ。
 
北陸でのマリック氏との共演…氏は直前までグアムに滞在されていたよう
なので、気温差にびっくりの様子でしたが、帰国後すぐに総理官邸に招か
れたそうです。
写真を見せて頂きましたが、安倍首相の手の平でコインの貫通を演じてい
るショットで、昭恵夫人の食い入るような表情が印象的でした。
 
さて、北陸でのショーですが、まずマリック氏がオープニングに2演目、
続いて私が3演目、そしてマリック氏が6演目という構成で、後半6演目中
4演目でコラボしました。(自分単独のパートよりも緊張しますね)
その中でも最も印象的だったのが、腕時計を使ったロシアンルーレット…
私が観客から借りた高級腕時計を6つの紙袋のうちの1つに入れて(5つは
ダミーの腕時計入り)シャフルし、指定された紙袋を1つずつ破壊して、
無事だった最後の1つに客の腕時計が入っているという演出。(いつぞや
の携帯電話の惨劇が頭をよぎりました…ああ、まさにデジャブ)
 
2つの紙袋が残ったクライマックス…不安げな顔の客を尻目に、ハンマー
を手にしたマリック氏が平然と言い放ちました…「あ、大丈夫です。もし
失敗したらお詫びとして、ZUMAが今着けている腕時計を差し上げます」
はあ!? なんですと!? (軽く殺意を覚えましたよ)
結果的には成功したから良かったけど、この巨大なダンプの左折に巻き込
まれた感じは何?…。
あの時、あの空間で、あの超魔術の成功を誰よりも願っていたのは、間違
いなく私だったでしょう。
 
まあ、そんなこんなで慌ただしい年末でしたが、移動の機中やホテルでも
少しずつ読書をしていたので、次回はまた面白かった本を紹介しますね。
 
とりあえず、本年も宜しくお願いします。
 

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