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本の紹介

・「服を買うなら、捨てなさい」 地曵いく子 著 (宝島社)
 
煩悩多くして物欲が強く(買い物依存症に近いかも)、断捨離してもすぐ
に服が増えてしまう私に対して警鐘を鳴らしてくれる有り難い本でした。
 
どうせ今年の上半期ベストセラー第一位の「フランス人は10着しか服を
持たない」のパクリ本だろうと思って読んでみたところ、ワードロープ論
に特化した専門書でしたね。
「フランス人…」の方は、どちらかというと「シンプルライフ」の推奨に
重心を置いていますしね。
 
この本には「これさえ買えばいい」という項目はありません。
その代わり、捨てる服、残す服、買っていい服、ダメな服を具体的に説明
しています。
 
つまり、自分のスタイルを考えて作るという方法ですね。
メインターゲットは40〜50代の女性のようですが、予想外に男性にも読
まれているそうです…衣装で悩んでいるマジシャンにもオススメです。
 
 
・「女医の花道」 おおたわ史絵 著 (朝日文庫)
 
テレビのコメンテーターとしても露出が多いおおたわ医師…実は東京女子
医大で私の妹と同期で、私の噂も聞いていたらしく、私の生き様について
ちょっとだけ触れています。
 
 
・「肩書き捨てたら地獄だった」 宇佐美典也 著 (中公新書ラクレ)
 
元経済産業省の官僚が書いた本で、安易に独立や起業を奨励する風潮に、
警鐘を鳴らす内容です。
前半は、著者が官僚という肩書きを失ってから、何とか生計を立てるよう
になるまでの体験談、後半は、普通の団塊ジュニア世代のサラリーマンは
どのように生き抜くべきかを論じています。
 
官僚時代は「宜しくお願いします」と頭を下げていた人達が、一転「お前
は本当にどうしようもない奴だな〜」と蔑むような目で見られたエピソード
などは、まさに「地獄」と呼ぶにふさわしいものであったようです。
 
なんだかんだ言っても、いまだに肩書き次第で人生が翻弄される社会なの
ですから、世間ウケする肩書きを欲しがる風潮が蔓延するのも納得です。
 
しかし、中身はともかく肩書きだけを手に入れるなら、色々な裏技がある
のも事実ですよ。
例えば、どうしても「一流大卒」という肩書きが欲しいだけなら、本人の
向き不向きに関係なく、比較的競争率と偏差値が低い学部を狙えば可能性
は高くなるわけですよ。
 
マジック業界の昔話ですが、どうしてもコンテスト入賞の肩書きが欲しか
ったのでしょう…本来自身がウリとしているはずなのに、競争率が高い
そのカテゴリーを避けて、競争率の低い(たった数人)カテゴリーにエン
トリーしてギリギリ入賞という裏技もありましたからね。
まあ、それでも入賞は入賞…色々な知恵があるものです。
そんなこんなで資格が要らないこの業界は、チャンピオンだらけになって
いく…平和です。
 
 

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