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2013年11月

映画情報

公開中の映画「グランドイリュージョン」…実は劇場公開の一ヶ月前に
観ていたのですが、早々にレビューを書くとネタバレになるので、時間
をおいていたら、すっかり忘れていました。
 
それで今更感もあるので少しだけ書くと…6年前に「プレステージ」を
観た時にも感じたのは、映画でマジックを表現するのはつくづく難しい
なあということ。
世間的常識としてはマジック自体がフィクション、それを内包する映画
もフィクション(記録映画やドキュメントは別ですが)です。
つまりフィクションの中でフィクションが展開される上に、マジックを
少々齧っていると突っ込み所も気になったりで、リアリティーから次第
に遠ざかって感情移入しづらくなるというか…。(単に集中力が無いだ
けかもね)
 
無理な希望でしょうが、できればマジックの現象だけはCGを使わずに、
現実に(ガチで)起こして欲しいなあと…でも現実の映像だと信じられ
ないほど(頼むからCG使って!と感じるほど)陳腐になるだろうなあ。
今はテレビの世界でも、テレビの中でしか起こり得ない現象が辟易する
ほど跋扈しているのが現状であれば、映画ともなればあれだけのCGを使
うのも致し方ないことなのでしょうね。
あっ、フォローしておきますが、この映画そのものは、時間も短く感じ
るテンポの良さで、充分に楽しめると思いますよ。
 
マジックをテーマにした映画(正確にはテレビドラマ)で是非紹介した
いのが、「刑事コロンボ」の第36話「魔術師の幻想」です。
脱出マジックをアリバイに利用して殺人を犯した魔術師を、コロンボが
トリックを解明しながら追いつめていくという、コロンボシリーズの中
でも秀逸な作品です。
魔術師サンティーニ役のジャック・キャシディの燕尾服姿が実にカッコ
良く、本物のマジシャン以上にマジシャンとしてのオーラを感じさせる
いい味を醸し出しています。
結構練習したのか、フラッシュペーパーやカードキャッスル等を上手く
扱って様になっています。(確か演技指導はマーク・ウィルソンだった
かな…もちろんCGは使っていませんぞ)
「刑事コロンボ」は、現在毎週土曜日の午後にBSプレミアムで再放送中
ですよ。
 
それと、以前紹介した、私が幼少の頃に観てトラウマになった怖い映画
「眼には眼を」(1957年 アンドレ・カイヤット監督)が待望のDVD化!
(セル版はTSUTAYAオンデマンドサービスにて発売中)
気になっていた方は是非!

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人の振り見て…雑感

今後は色んな事に注力しなければならないために、本来は年内いっぱいで
このコーナーを一旦お休みするつもりでしたが、結構ダラダラと続いてし
まっています。(日々の外食の写真をアップする程度ならば、半永久的に
続けられると思いますが…)
 
ところで、一年を振り返るには少々早いのですが、今年はなぜか数年ぶり
に顔を会わせる人がかなり多い年でした。
こちらから会いに行って旧交を温めたり、パーティーやイベントや結婚式
で偶然に会ったり、非常識なアポ無し訪問をする輩がいたり(大抵くだら
ない用事です)とか様々です。
会っている時間も…一晩中話し込んだり、ものの5分だったり、内容も…
世間話だけとか、お願いしたりされたりとか…様々でした。
 
それでちょっと気になったのが、その再会するまでのブランクの間に人相
というか雰囲気というか、良い意味でも悪い意味でも、見かけだけではな
い部分が大きく変貌を遂げている人が多かったこと。(全く変わっていな
い人に会うとホッとするくらいです)
その中でもポジティブかネガティブに二極化している人達には、それぞれ
に共通点があるんですよ。
 
充実した順風満帆な人生を謳歌しているポジティブな人は、それなりに歳
をとってはいても肌つやが良く、表情も活き活きと輝いているんですね。
そして今後の成功も確信したように明るい未来の話をするんです。
 
反対にネガティブな空気の人もいるもので、ストレスやコンプレックスが
身体に影響を及ぼしているのか、あるいはストイックな自己管理とは程遠
い不摂生な食生活のせいか、浮腫んだ顔と身体で煙草臭く、劣化が激しい
ばかりではなく話題も暗いし…。
類は友を呼ぶの法則で取り巻きも悪く、質の悪い噂話に翻弄される環境に
いるのでしょう…やはりそれなりに肉体的にも精神的にもデトックスとい
うか自己管理は必要ですね。
 
あと、30年ぶりに会った会社経営者の最近の名刺を頂戴しましたが、本人
の名前が端に追いやられるほどの肩書きや役職名がずらりと書いてありま
した。(マジシャンで例えれば、○○優勝とか○○正会員というやつです
か…保障も拠り所もおぼつかないフリーランスとしては、社会的信用も欲
しいのと、実力もあるしなんかちゃんとしてますよ的なアピールですね…
最近流行の誤表示や偽装表示も見受けられるけど)
 
ずらりと並んだ肩書きを見た時に、凄いなあとか嫌みだなあとか、各々で
受け取り方は様々でしょうが、肩書き欲しさに頑張るというのも、私はそ
れはそれで結構なことだと思うんですよ。
何が人を成長させるのかというと、地位や名誉を求める欲望だし、自分が
世に認められたいという思いが困難に立ち向かわせるのですから。(そう
でないとマジシャンだってコンテストにチャレンジしませんしね)
 
所詮、人間は欲の塊だし、肩書きはその欲を世間に役立つように誘導する
社会的システムであり、マネーロンダリングの如く、ちょっといやらしい
人間性(自慢や見栄)を美徳に転化する世間の知恵なんですよね。
 
ただ、そうやって自分の心に正直に突き進むポジティブな中年がいる一方
で、歪んだ性格で斜に構えて世間を眺める中年男の嫉み、妬み、愚痴ほど
みっともないものはありませんな…「とにかくあいつは虫が好かない」、
「やることなすこと癇に障る」、「俺はもっと評価されるべき」てな感じ
で外に向けて煙と一緒に愚痴を吐き出す。
本来は、自身のふがいなさや将来の不安感と向き合い、無理をして清貧を
気取らず、透けて見える己の欲に正直に生きればいいのに…哀れだなあ。
 
私も中年のど真ん中世代…思い当たる人の振りを反面教師として、残りの
人生を充実したものにするために、さらに貪欲にポジティブに生きていき
たいなと心新たにした次第。
 
 
(その他の近況)
 
・ クローゼット内の服をかなり処分しました。
  ところで、梅雨の時期からクローゼット用の小型除湿器を使用してみ
  ましたが、湿気をぐんぐん吸い取ります。かなりオススメ。
 
・ 久しぶりに立食パーティーでクロースアップを演じましたが、始める
  きっかけや止めるタイミング等、所謂立ち回りが難しいですね。
  また手ぶらで「空中戦」を演じることを心掛けているので、演目も限
  れますしね。そういえば、ずっとテーブルマットを使ってないなあ。
 
・ 先々のスケジュールを早々に埋めてしまい、後から好条件のお仕事の
  オファーを頂いても、残念ながらお断りせざる得ないことが多々あり
  ました。幾つかは後輩達が引き受けてくれましたが、こればっかりは
  仕方ないですよね。変に動けば信用も失うし「二兎を追う者は…」に
  なりかねないもの。
  その昔、マリック氏から魅力的なお仕事のオファーを受け、先に決定
  していた案件をなんとかしようとしていた際に、氏から「こういうの
  は縁だし、無理に日程を動かすとろくな事がないから、今回は諦めて
  今決まっていることをしっかりとこなせば、またチャンスはあるよ」
  と言われたこともあったっけ…至極当然。
  これからはマジシャンが最も多忙な季節になりますが、くれぐれも
  健康とダブルブッキングには気を付けながら、信用第一で頑張りま
  しょう。
 
 

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