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内田貴光ライヴ

世界屈指のマニピュレーターである後輩マジシャン内田貴光が、6月に
広島と神戸でライヴを開催します。
彼との付き合いもそろそろ20年になります。
テレビ出演はもちろん、Mr.マリック氏を中心とした大きなイベント等、
大切な節目節目で共演して、一緒に成長して来たような気がします。
近年の彼はマジックとドラマを融合した「ドラマジ」を精力的に演じて
いますが、今回のライヴはその3作目となります。

フライヤーはこちら

私もなんとか都合をつけて観に行きたいのですが、スケジュール上微妙
なところなのです。

しかし、私は自身が発起人でのライヴやリサイタルをやったことがない
(ホテルやイベント会社主催のディナーショー等は何度もありますが)
ので、規模の大小に関係なくそれを自主的かつ定期的にやっている人は
本当に凄いなあ、偉いなあと常々思っています。

自分の意志でショーの会場、入場料、演目等を決めていくのは、真っ白
なキャンパスに自由に絵を描いて評価してもらうようなもので、自分の
芸のレベルアップのためにも、本来のエンターティナーのあるべき姿だ
と思います。

私の場合は(それが良いか悪いかは別として)、ある程度のしばり…
例えば「今回のオファーは500人の立食パーティー、会場の都合で動物
や火気使用はNG、20分の持ち時間で迫力のある出し物を希望…」とか、
「シアター形式の1時間超のショーで、必ず鳥を飛ばして下さい…」等
「条件」や「お題」がないと何故か燃えないというか腰が重くて…。
好きなようにやって構わないって状況よりも、例えば複数のマジシャン
との共演で、他人とかぶらないように悩むのが楽しい時があるんですね。

料理人が大雑把に「何か美味しいもの作ってよ。」と言われて困るように
せめてガッツリ系かあっさり系、あるいは苦手な食材の情報が欲しいのと
一緒ですね。
プロの料理人でなくとも、冷蔵庫の残り物で工夫するのが好きな人もいる
でしょうしね。

それと、これが一番の理由だと思うのですが、過去何度もMr.マリック氏
のライヴにゲスト出演させてもらったせいか、やっぱライヴはこうでなく
ちゃって感じで自分の中でのライヴのハードルが上がってしまい、漠然と
とした恐怖感があるのかもしれないと自己分析しています。

1時間半〜2時間を楽しもうとか暇つぶしをしようと思えば、巨額の予算を
投じた3Dのハリウッド映画が手軽に鑑賞できる現代、客観的に考えると、
入場料を頂戴してそれらに打ち勝つライヴが自分にやれるのかと悩んでし
まいます。
実際、こんなショー観るくらいなら映画に行けばよかったと思ったことが
何度かありますしね。

タバコを止めて12年、さらに最近5kg減量して体調もすこぶる良好で、
先日のイリュージョンショーでも全く息切れしなかった(ただ歳のせいか
筋力は明らかに衰えているので、重たい道具を運ぶのは限界が近いかも)
ので、長丁場のライヴをやれないこともないと思うこの頃ですが、結局は
悩みながら還暦を迎えそうですな。


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