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インプットとアウトプット

一ヶ月間に14回の飛行機移動(6回は鳥達と一緒)したのに、不思議と
疲れを感じることもない今日この頃ですが、その行く先々で色んな分野
の人達と会食をしたり打ち合わせをしたりする中で、時々その考え方や
センスに思わず感心してしまうプロフェッショナルに遭遇することがあり
ます。

これらの人達に共通して感じるのは、インプットとアウトプットのバランス
感覚が優れているということ。

ビジネスマンの間では、自己啓発やスキルアップのための勉強ブームが
長く続いているようです。
勉強をインプット、仕事をアウトプットだとすれば、多くの人が自分の価値
を高めるためのインプットに必死になっている時代だと言えるでしょう。

もちろんインプットは重要です。
しかし、学んだことをどのようにアウトプットするかを考えないままに
ただインプットしている人が多過ぎるのではないでしょうか。
例えば「みんなが英語を話せる時代に自分だけ話せないのはまずい」
という発想で英語を学ぶよりも、自分の価値を高めるためには「他人が
学んでいないこと」に取り組んで、スペシャリストを目指した方が得策な
時代になっています。実際、現実のビジネスマーケットでは、英語よりも
ロシア語や中国語等の新興国の言語を話せる人の方が重宝されたりもして
います。

マジシャンとしても、何らかのレパートリーをインプットしてからその使い
道を探すのではなく、何をアウトプットするのかを考えてから、それらに
必要なものをインプットした方が無駄がありません。

例えば、無意味に技法だけを練習するよりも、どのような現象を起こし
たいのかを決めてからそのマジックに必要な技法を習得していく方が
目標設定もしっかりするし、これをマスターすればあの現象が起こせる
んだという気持ちも高ぶって、練習も楽しいものになるでしょう。

あまり披露する機会がないアマチュアであるならば、次々にインプット
することが趣味としての醍醐味になるかもしれませんが、プロが収入を
増やすという観点からすれば、インプットにエネルギーを注ぐことよりは
アウトプットの質と量を高める努力の方が重要です。
なぜなら、収入源に繋がるのはアウトプットの方だからです。

せっかくコストと手間をかけてインプットしても、使うことがなければプロ
としては宝の持ち腐れに終わってしまいます。
(演じる機会のないマジックが宝かどうかは微妙ですが…)

他人がインプットしている内容はあまり気にせずに、優れたアウトプットの
仕方を実践している人を参考にした方が賢明でしょう。
なにしろマジシャンというのは、自分にできない技法や見破れないマジック
を見ると、焦ったり無意味なコンプレックスを抱きやすい人種ですから…。

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