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新年を迎えて

新年を迎えて心機一転、何らかの決意や目標設定をする方も多いこと
でしょう。そういう時に一つの心の指針となるのが「ことわざ」です。

今年2011年は「卯年」です。つまり干支は兎です。

兎にちなんだことわざも色々ありますが、最もポピュラーなのは「二兎を
追う者は一兎をも得ず」でしょう。
説明するまでもありませんが、欲を出し過ぎると何も手に入らないという
戒めです。

しかし、世の中には天から二物を与えられた人や、一人で幾多の分野で
成功を収めている人がいるのもまぎれも無い事実。
でもまあこういう人達はギラギラとした欲を表に出すことなく、やりたい事
を自然体でやってきた結果なのだろうし、決して無理をしていないように
見えるスマートさにも憧れます。

私自身は欲深いと思われたら心外なのですが、二兎を追いながら三兎も
四兎も得る生き方の方がやはり充実して楽しい人生だと信じているので、
他人様に迷惑をかけないことと、身体を壊さない程度にやるというのを
肝に銘じて追い続けたいと思います。

中国の古典「韓非子」には、兎にちなんだ「守株待兎」(株を守りて兎を
も得ず)という逸話が記されています。
ある日、農夫の目の前で兎が木の切り株に激突して死に、農夫は労なく
獲物を得ることができた…そこで農夫は、それからずっと切り株の前で
兎が激突するのを待っていたが、同じことは二度と起こらず、やがて畑は
荒れ果てて周囲の笑い者になった…。

まるでビギナーズラックの高揚感が忘れられずにギャンブルにのめり込んで
身を滅ぼすギャンブラーのようですが、この故事には「前に上手くいった
からといって、古い概念に囚われて融通が効かないようではいけない」、
「良い事はそうそう簡単に何度も起こらない」という重たい警告が込められ
ています。

マジシャンの立場で考えると「たまたまウケたからといって、今後もずっと
どこでもウケるわけではない」、「来年もまたあのオイシイ仕事が入って来る
とは限らない」といった戒めでしょうか。

自分なりに変わらず生きて行くためには、少しずつでも変わらなければなら
ないのでしょうね。


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