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2010年4月

マジックバー

ここ一ヶ月はテレビ収録に始まり、金沢、東京2往復、韓国ソウル、宮崎
と飛び回り、その合間にMr.マリックジャパンツアー2010福岡公演の
鑑賞とマリック氏との会食…等々、慌ただしく過ごしていました。

銀座ではお約束のように「ハーフムーン」のヒデ氏の至芸を堪能。

ソウルの夜は2軒のマジックバーを訪れました。
1軒目は「TRICK」
観光客の多い明洞に立地しているだけあって、日本語でのサービスも
充実しています。
私が訪れた日は3人のマジシャンがいましたが、スタッフを含めた全員
が私のことを知っていることに驚きました。私はマジックコンベンション
にはほとんど顔を出さないのに、なぜ知っているのだろうと思っていたら、
過去のテレビ出演の映像を入手しているとのことでした。
マジシャンの一人は、4年前の博品館公演も観たとのことで、当時の
パンフレットを見せてくれるなど、本当に熱心なマジシャン達でした。

2軒目は「ALEXANDER MAGIC BAR」
こちらは観光客はあまり訪れない学生街に立地している、韓国で最も
老舗のマジックバーです。10年以上前、お店のオープンにあたり、
7〜8人で日本のマジックバーの視察に来日していた際に、偶然にも
当時のヒデ氏の店で会ったことがあります。
店内に入るとすぐに私に気付いてくれて、10年振りの旧交を温めて
来ました。

韓国では、一時期は多くのマジックバーが乱立していたようですが、
現在は、これらソウルの2軒とプサンの1軒の合計3軒だそうです。

さて私の郷里の宮崎ですが、2008年のこのコーナーの「イヤな感じ」
で紹介したマジックバーは、当然のことながら潰れていました。
(まあ、あのような接客をしていれば時間の問題とは思っていましたが)

ところが昨年、新しいマジックバーがオープンしました。
「Magic Bar NEO」 宮崎市高松町3−33 第3三蔵ビル1F
TEL : 0985ー23ー2339
マスターはマジシャンKOKI氏で、ハーフムーンのヒデ氏にインスパイア
され、軽妙なトークとBGMにマッチしたおしゃれなマジックで楽しませて
くれます。

里帰りの楽しみが増えました。


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戦力外通告

私は、買いだめした本を暇がある時にまとめ読みする習慣があるのです
が、マジック関連の本は、以前ほどは読まなくなりました。
年齢のせいなのか、マジックの新しい情報よりも、活躍するフィールドが
全く違う世界の人が書いた本の方が、勉強になったり、考え方や生き様に
共感したりするものです。

で、最近読んだ一冊は…プロ野球「戦力外通告」(洋泉社)
表紙の帯には…突然の「クビ宣告」。「屈辱」「葛藤」を乗り越え、男たち
は第二の人生に挑む!…と書いてあります。
テレビでもドキュメント番組として時々放送されていますが、戦力外通告を
受けた選手がトライアウトに挑んだり、海外に活路を見出したり、甘んじて
限界を受け入れて、一般社会に馴染もうと苦心する姿が生々しく書かれて
います。30代でもベテランといわれるアスリートの世界…マジック界では
まだまだ「若手」と紹介される年代で戦力外通告をされるのは、さぞ忸怩
たるものがあることでしょう。

私も他人事ではなく中高年の一人として、どのように自己実現をしながら
納得できる人生の着地点を迎えるかを常に考えていますし、着々とその
準備はしているつもりです。

この手の本は、どうしてもマジック界と対比しながら読んでしまうのですが、
特に印象深かった部分を紹介します。
第三章…現役時代に巨人とダイエーに在籍していた大野倫選手の例です。
大野氏は、他人を蹴落としてでも這い上がる弱肉強食のプロ意識が低く、
一軍から二軍に落とされて時が経つうちに、「一軍の代打よりも二軍のスタ
メン」に充足感を得るようになってしまったと自己分析しています。
「ファームではレギュラー。しかも四番。チームから頼られる存在な訳です。
そういう立場が3〜4年続くと、たまに一軍に上げられても、正直…嬉しく
ないんですね。またずっとベンチか…」とその心境を吐露しています。

対照的に、ある巨人OBの言葉も記されています。
「やっぱりプロは、毎回試合に出ていなくても、一軍にいてなんぼですよ。」

これを読んで、以前マリック氏が話していたことを思い出しました。
「ブームに乗ってでも、テレビというメディアで名を売った一級のマジシャン
としての自覚があるならば、なんとしてもテレビに出続けなくてはならない。
腕があるのにメディアの露出度が減って、自分は報われてないと感じたプロ
マジシャンは、ついつい自分を認めてくれる環境に身を置いて、安心感を得
ようとするんだよ。」

つまり、一般人を対象としたテレビやショービジネスの厳しい世界のベンチ
要員よりも、自分の凄さを理解してくれるマニアを対象としたマジックコン
ベンションでの四番バッターの方が、居心地が良いということなのでしょう。

確かに、ファームの試合をわざわざ見に来る客って…マニアですよねぇ。


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イベントのご案内

・ Mr.マリック ジャパンツアー 2010
   4月17日(土) 飯塚コスモスコモン
   4月18日(日) 佐賀市文化会館
   詳しくはコチラ

・ 内田貴光マジックショー 「ドラマジ」
   4月25日(日) 岡山県天神山文化プラザホール
   詳しくはコチラ


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